交通事故の3つの責任? | 裕ちゃんが、言うよね~!

交通事故の3つの責任?


交通事故の、3つの責任…




交通事故を起こした場合、
運転者には3つの責任が問われます。

今回は、
交通事故の3つの責任について
紹介します。



◆行政責任

道路交通の安全、
事故回避を確保するため、
事故の有無ではなく交通違反に応じて
違反点数の加点、
運転免許の停止・取消処分
および反則金等の行政処分を
受ける事です。
免許制度・点数制度の無い軽車両では、
全て違反は、赤キップ扱いとなります。
軽車両とは、
自転車、リヤカー、人力車等ですね…
自動車運転免許を所持してる方は、
自転車で赤キップ扱いを受けた時は、
運転免許にも影響しないか、
要注意ですね…

持病や高齢化による免許取消処分、
免許自主返納啓発活動等も、
これに当たります…



◆民事責任

被害者に対する損害を
賠償する責任の事で、
事故による診察治療費・車両の修理費
・その他慰謝料等の損害賠償金を
支払う事になります。
追突事故を起こした場合、
外見では後遺症が分からない上、
法外な過剰請求や
治療費逃れ等を防止するためにも、
必ず警察への連絡と診察は
受けて下さい。
示談を求める人は、
悪意ある人達と思って良いです。
後日、不当請求されます。

自賠責保険・自動車保険は
この損害を肩代わりしてくれ、
自動車保険(任意保険)に加入していれば
保険会社が示談交渉を行ってくれます。
自賠責保険だけよりも、有利ですね…

事故を起こして支払い義務が生じ、
被害者であっても
数割過失が認められたら、
(10割相手の過失でなければ)
月額保険料の納付額が
上がる事があります。

逆に数年間づつ無事故であれば、
(加害者・被害者問わず)
無事故優良被保険者として
月額保険金の納付額が
安くなる事もあります。
この優遇措置は、
各任意保険会社により異なります。



任意保険の種類によっては、
自賠責保険には無い
エアバッグ保険等のオプションも
あります。

例えば
エアバッグ保険に加入していながら
事故発生当時にエアバッグ無しの
市販ハンドルに変えていれば、
保険全額降りない事があります。

エアバッグ保険を解除していたら、
保険金は降りましたね…


◆刑事責任

交通事故によって人を死傷させた場合に
「過失運転致死傷」等の罪に問われ、
懲役・禁固・罰金の
刑罰が科せられます。
無免許運転や飲酒運転等の場合には、
道路交通法の責任が
問われる事になります。
反則金の支払いを滞納したり
拒否すると、
反則金より高額な罰金刑に変わり、
刑法として前科が付く事もあります。
反則金のうちに、支払いましょう!




今日は何の日 リンク先…
まとめ

交通事故のみではなく、
交通違反の場合でも
責任を負わなければならない場合が
ありますので、
自動車等の運転を行う方は
知っておいて下さい。
『自動車等』には、
自転車やリヤカー、人力車といった
軽車両も含まれます。

近年人気が出てきた、
電動キックボードも、含みます。
詳細は、今後決まるでしょう…


近年では、自転車に対する道交法が
違反には全て赤キップ扱い等々
厳しくなってきましたね…
片手傘さし運転、携帯端末ながら運転、
警音器過剰使用(鳴らし続け)運転、
乳幼児乗車設備
および適合自転車の使用、
両耳ヘッドホン視聴運転等々…

現行では、電動車いすやシニアカーは
歩行者扱いですが、
飲酒運転等の事故例が増加すれば、
歩行者から分離されるかも
しれませんね…
飲酒により
意識が定まらない健康状態で、
レバー1本で操作できる
電動車いす等は、
横断歩道飛び出し等の
事故の可能性もあります。

電動ではない一般車いすは、
歩行者扱いです。