②ペーパードライバーに… | 裕ちゃんが、言うよね~!

②ペーパードライバーに…


今、走り出せ♪



久しぶりに運転する。
そんな時に気を付けたいポイントは?
~Part 2~

◆車線変更、とても心配!
 コツはあるの?

ベテランドライバーでも、
苦手な人が多いと言われている
車線変更。
久しぶりの運転なら、
なおさら心配ですね…

実はスムーズな車線変更に大事なのは、
事前の準備なんです。

移動したい車線の状況確認は
もちろんですが、
今走っている車線でも前後の車と
間隔を空けましょう。
その上で早めのウィンカーで
「車線変更します!」と意思表示を。


そうする事で、あなただけでなく
前後の車も、移動先の車線を走る車等も
余裕を持って
あなたの車線変更に
備える事ができます。

決して、ギリギリのタイミングで
ウィンカーを出す事はしない様に!
あおり運転の被害者になりやすいです。
免許証取得した直後の
未熟ドライバーに多く見られます。
いつまでも教官のタイミングを
教えてもらわなければ、
一人で運転できない
ダメ人間の根本ですね。
事故の元です!

ウィンカーを出して
安全の確認ができたら、
となりの車線に移動しましょう。

その際、車の向きを変えずに
握りこぶし1つ分ハンドルを回して
平行移動するイメージで移動すると、
周囲の車も安心です。
また、移動先の車線を走っている車と
速度を合わせる事が大事です。
「交通の流れに乗る」という事ですね…



この移動先車線と速度を合わせるのは、
高速道路の合流でも大事になります。

高速道路の場合には
合流レーンでしっかりと加速して、
速度を合わせましょう。
合流先に目標となる車を決めて
「前に割り込む」のではなく、
「後ろに付いていく」イメージが
良いと言われています。
割り込みが下手なドライバーも、
あおり運転の被害者に
なりやすいですね…



◆「エンジンブレーキ」って、
 このクルマに付いてるの?

下り坂で使いますね。
低いギアにシフトダウンするほど、
エンジンブレーキは、
より強くかかりますが、
ブレーキランプは点灯しないため、
特に高速道路の下り坂では
追突の危険も高まると言います。

しっかり減速するフットブレーキの
『代わり』にしようとするのは、
後続車にも伝わりづらいと言えます。
「フットブレーキ」とは、
ブレーキペダルを踏むブレーキです。
「サイドブレーキ」とは、
「ハンドブレーキ」とも呼ばれ、
駐車時にレバーを手で引いたり、
左足でペダルを踏むブレーキです。

一方、長い下り坂で
エンジンブレーキが推奨されるのは、
フットブレーキを踏み続けると
ブレーキが高熱になり
効かなくなる可能性があるからです。
自動車の取扱説明書にも、
「エンジンブレーキ」は載ってません。



エンジンブレーキを意識して使うのは、
有名な栃木県日光の「いろは坂」等の
長い下り坂で、
フットブレーキの負担を軽減するため
補助的に使うと考えた方が
良いと話します。

なお、エンジンブレーキによる
クルマへの負担という観点では、
現在のクルマは
速度に合わせてコンピューターが
自動で変速を調整するため、
過度な負担はかからないだろうと
言います。

ただ、
電子制御でない昔のAT車等を含め、
先ずオーバードライブ(O/D)を
オフにし、D→2速→1速という様に
段階的に変速する方が
良いという事です。

速度が充分落ちてないのに
いきなり1速まで下げると、
オーバーレブ(過回転)により
エンジン破壊となります。



かなり急な下り坂でない限りは、
「エンジンブレーキ」の指示が有っても
2速で安全に走行できます。
同乗者や積載量が多い時は、
1速にしても良いでしょう。

高速道路走行中は、
オーバードライブを
オフにするだけでも、
意外と良い感じにエンジンブレーキが
効いてくれます。
自動車教習所の練習コースの
下り坂では、
エンジンブレーキ効く前に
坂が終わってしまいます…

後続車が無い時に、
アクセルを踏まず
2速の下り速度、1速の下り速度を
体感してみるのも良いでしょう。
メーカーや車種により
ギヤ比が異なるため、
エンジンブレーキの下り速度も
異なります。

ハイブリッド車、電気自動車は、
取扱説明書を読むか、
購入店に質問しましょう…
エンジンブレーキの操作が
変わる事もあります…



◆目的地に到着!
 そこで必要になる駐車のコツ!

目的地に到着!
運転お疲れ様でした。
最後に車を駐車しましょう。

駐車にも様々ありますが、
一番オーソドックスなのは
バック駐車でしょうか。
バック駐車は
ベテランドライバーの多くも
自信が無いと言うそうです。
教習所の様に、
障害物が無いと目安になる物が無くて、
駐車できない人も多いです。


そんな
「難しい」イメージの駐車ですが、
大事な事は、急ぎ過ぎない事です。

観光地や年末年始に多い、
導流帯、駐停車禁止の表示に
停めている等々
駐車可能スペース外の違法駐車。
警察呼ばれたら、
違反キップ切られますね…
他車に傷付けられても、不利はアナタ!


オートマチック車であれば、
PかNレンジ以外に
ギヤが入っていれば、
「クリープ現象」で
アクセルを踏まなくても
動きますよね?
その「クリープ現象」を
ブレーキのみで上手く調節しながら、
ゆっくりと駐車しましょう。
アクセルは踏まない様に注意!
アクセルとブレーキ踏み間違い事故に
つながります。

マニュアルギア車の場合も、
極力速度を抑えれば、安心です。

また、上手くいかず
何度もやり直すのは恥ずかしい!と
思わないで、
「上手く駐車できなかったら、
やり直せば良い」と思えば
余裕も生まれます。
 運転と同じく、上手くなるまで
焦らず余裕を持ちましょう!



「前進駐車」等と表示があったら、
バックで入庫してはいけません。
近隣の住民が
排気ガス問題を気にしてたり、
事故を防ぐためにバック入庫を
制止しています。

駐車場入口に掲示あれば、
全ての駐車スペースにおいて警告。
一部の駐車スペースで掲示あれば、
他の駐車スペースは
バック入庫可能です。
現在は道交法上での
法規制では無いですが、
排ガス問題等による
民法上で裁判となる可能性があります…
悪質となれば、公営・民営問わず、
スーパー、コンビニ、観光地、
サービスエリア、道の駅含む
全国の駐車場で、
道交法改正での
法規制もできるでしょう!
警察の介入もできるかもしれません…
エアロパーツを付けているとか
ローダウン仕様等で、
前進駐車に自信が無いドライバーは、
バック入庫可能なスペースを
探しましょう…

「前進駐車」とは?


アメリカ等海外では、
斜め駐車したり、
線を踏んだまま駐車したら
違反キップ切られる道交法もあります!
日本の道交法(2018年現在)は、
2台分の駐車スペースにまたがっても
駐車違反までは切られないのだから、
まだユルイですよね…
ただ、日本の警察からも
「アイツ下手っぴ〜!」、
「もう免許、自主返納すれば?」等と
思われるでしょうか…


左側のクルマ…
斜め駐車のうえに、車線またいで…
車両感覚、まったく無いですね。
ペーパードライバー講習もムダなので
免許自主返納しましょう!



まとめ

頭では解っても、
いざ運転となると
やっぱり緊張しちゃう!
そんな場合には、
指定自動車教習所での
ペーパードライバー講習
参加するのもお勧めです。




比較的安全な教習所内での講習から
スタートするので、公道に出る前に
運転に慣れる事ができます。

ペーパードライバー講習は、
免許証自主返納してないとか、
交通違反による免許取り消しの
欠格期間中ではないとか、
免許証の更新が
切れてない事が条件です。

公認教習所と非公認教習所によっても、
再度都道府県の試験場に行かなくては
ならないのか、
年末年始、お盆休み等には、
講習が受けられない事もありますので、
教習所にお問い合わせ下さい。