意外な手ブレ防止撮影…
カメラ付きスマホでも、
デジカメ一眼レフでも、
セルフタイマーの
便利な使い方を覚えよう♪
セルフタイマーは、
最も手ブレしないシャッターの押し方
カメラの機能は
いろいろなものがありますが、
中でもクラシックかつ
誰でもその使い方を
知っているものの一つが、
この「セルフタイマー」です。
脇を閉めて、身体で腕を支えている。
上半身を軽く海老反りして、
両ヒジをお腹に立てると、
安定性さらに良し!
ヒジを立てている手ブレ防止方法…
室内なら、テーブル等にヒジを立てる。
レストラン等でメニューを撮影する時も
ヒジを立てると安定する。
戦場カメラマンかよ!
これも、
まぁまぁ両ヒジ立てて安定性ある。
ペットや幼児の撮影には、
相手の目線に近くて良い。
しかし、腰ひねって痛めない様に…
かわいいセーラー服、汚しちゃうよ!
シャッターボタンを押してから
設定した時間の後に自動で撮影がされる
この機能、富士通arrowsスマホでは
「2秒後」「3秒後」「5秒後」の3つの
タイミングを設定する事ができます。
ソニーXperiaスマホでは、
「3秒後」「10秒後」の2つです。
端末標準装備のカメラにより、
セルフタイマー機能が
無い場合もあります。
セルフタイマー機能が付いてる
カメラアプリに変えて下さい…
基本的には自分を撮影するための
機能ではありますが、
実は、もっと便利な使い方があるのを
ご存じでしょうか。
実は一眼レフカメラ等でも使われてきた
方法なのですが、
セルフタイマーを使う事で、
可能な限り手ブレを防いだ撮影が
できるんです。
そもそも手ブレとは、
シャッターを押す時の振動が
撮影結果に影響してしまう事で、
シャッタースピードが遅くなりがちな
暗いシーンにて顕著に表れます。
特にスマホの場合、本体が軽いですし、
シャッターを切る際には
画面をタップする構造がゆえに、
どうしても手ブレが起きやすい
構造になっています。
乾燥肌の方や高齢者だと、
画面シャッターの反応が悪く、
強くタップによる振動で
手ブレしやすいですね。
(ボリュームボタンでも
シャッターは切れますが、
ボタンを押す時には
より手ブレが起きやすい)
ではどうするかと言えば、
先人はそこでもセルフタイマーを
使う技を編み出した訳ですね。
そう、セルフタイマーはカメラ側が
勝手にシャッターを切る機能ですから、
その際に手の振動が
加わりにくい訳です。
シャッター操作する事で
多少なり手ブレは生じますが、
シャッターが切れるまでの遅延時間を
意図的に作る訳ですね…
実際の使い方ですが、
まずは構図を決めます。
その際、
なるべくスマホが固定できるか、
がっちりと保持できる状況だと
なお良好です。
次に当然ですがピントを合わせます。
ここで重要な事として、
ピントを合わせた後に
撮影終了まではスマホを動かしては
いけないという事です。
動かしてしまうと、
高い確率でピンボケが発生します。
最後にセルフタイマーをスタートさせ、
あとは撮影が完了するのを待つだけ。
もし手で持っている場合は、
息を止めておくと なお良いでしょう。
歩道橋の手すりにスマホを乗せた上で
セルフタイマーにて撮影。
ほとんど手ブレしません。
両手でガッチリホールドした上で、
脇を締めてセルフタイマーにて撮影。
三脚が無い場合、
セルフタイマー使用の有無に限らず
両脇を締めてガッチリ保持するのは、
撮影の基本中の基本ですし、
手すりや壁等、動かないものに
カメラを押し当てるのは、
プロカメラマンの裏ワザです。
セルフタイマーなら、
ボリュームボタンをグッと押しても
手ブレにはつながらないので、
安心です。
意外と
ボリュームボタンでのシャッター、
デジカメより固いんですよね。
端末メーカーにより
ボタンの固さは違います。
この様に、セルフタイマーを使えば
可能な限り手ブレの起きにくい撮影を
実現できます。
夜景に強いスマホでも、
手ブレは起きます。
ぜひとも暗いシーンでは
プロカメラマンも使う
このセルフタイマーによる撮影テクを
使ってみて下さい。
腕を伸ばしての撮影も、
不安定で手ブレしやすいですね。
フィルムカメラと違い
失敗や不要な写真は削除できますので、
『連写機能』も良いですね。
ブレてない一番良い写真以外は、
削除してしまえば良いのです。
ちなみに、
背景をワザとボカして
スピード感を表現したい時に、
『流し撮り』が有名ですが、
この時はセルフタイマーは使いません。
背景がボケて、スピード感が出る。
カーレースやバイクレースで
広まった撮影テクニックだ。
速い動きがあれば、鉄道や高速ボート、
運動会等でも活きる…
背景と手足がボケて、
スピード感にあふれている。
シャッタースピードが早過ぎると、
背景だけボケるが、
手足も止まって見えて、失敗だ…
なお、手ブレ防止の番外編としては、
リモコン、リモートシャッターを
使う方法もあります。
ダイソー等、
100円ショップでも売ってます。
ごくまれに、
スマホやパソコン系月刊誌の
オマケになったりします。
こちらのリモートシャッター…
Bluetooth対応ならば、
Android、iPhone共に使えます。
機種変更しても、使えますね。
Bluetoothと言えば、
厄介なペアリングも簡単に済みます。
ボタン電池交換式なので、
ドラッグストアやコンビニでも
電池購入できます。
無線リモコンですので、
ボタンを押す振動は
スマホには伝わりません。
セルフタイマー設定も不要!
リモートシャッターの
電池切れが無ければ、
シャッターチャンスも
タイマー遅延無く、逃さない♪
Bluetooth電波が届く範囲なら、
どれだけ離れてもOK!
記念撮影もラクラク…
Bluetoothも使用するため、
スマホだけでの撮影よりは
スマホバッテリー消費は多いですね…
リモートシャッター使用終了後は、
BluetoothをOFFにするのを忘れずに…
リモートシャッターの電池が弱ると、
シャッターチャンスも逃します。
Bluetooth使用するため、
電子レンジ使用中の近くだと、
誤動作する可能性があります。
Bluetooth特性です。