インスタ映え写真を目指せ! | 裕ちゃんが、言うよね~!

インスタ映え写真を目指せ!


ランチを撮影する裏ワザ…




実践的スマホ撮影テクニック!
ランチを撮るなら
座る席をお間違えなき様…

2024年4月頃の
グーグルピクセル8CMでも、
解りますね…

★料理を撮るなら「逆光」に限る件

良い料理写真を撮るには
座る席が重要だったりする…
今も昔も、老若男女全てに受ける
写真と言えば、
料理写真と相場が決まっています。
美味そうに写った食べ物は、
見る人に対して「食べたい…」と
思わせる力が強く、
いわゆる人の心を動かす写真に
なりがちです。

そんな料理写真には、
いくつか鉄板の法則があります。
その一つに、座る席を間違えない事。

そうなんです、ランチ撮影って、
座る席一つで、ある程度結果が
見えてきてしまうんです。
ランチ写真を含む料理写真には、
鉄板の法則の一つとして
「逆光気味に撮る、
反逆光くらいがベスト」と
いうものがあります。

逆光とは被写体の背中に
光が当たっている状態で、
反逆光は背中に斜め45度くらいから
光が当たっている状況です。

太陽光(光源)が、
画像下から来てる場合…

これをランチ写真に置きかえると、
料理の向こう側〜斜め45度くらいから
光が差し込んでいる状況を
作る必要があり、
実際の現場でこれを実現するためには、
まずは自分が窓に向いている方向で
座る必要があります。


地球を「撮影者」、
月を「被写体」と見て、
月食は『順光』の解釈となりますが、
立ち位置によっては
撮影者の影が被ります。
三日月は『斜光』の解釈、
半月は『測光』の解釈ですね…

同様に
日食は『逆光』の解釈となります。

★どの席に座れたらラッキーだろうか?

例えば以下の様なレストランが
あったとします。
大きな窓とガラスのドアがあり、
テーブルかカウンターで
食べる事ができます。
テーブルやカウンター天板の色は、
焦げ茶、
窓以外は店内の簡素な照明しか無いと
思って下さい。


この時、ランチを撮る座席として
最も良さげなのはどこでしょうか?

ものすごく単純に考えるなら、
この時撮影がしやすいのは③か⑥、
次いで④、良くて⑧、
工夫が必要なのが①と②で、
⑤と⑦はけっこう大変です。

まず③ですが、
光が窓から内側に入ってくるとすると、
ちょうど自分の真横〜斜め横くらいで、
いわゆる「逆光〜反逆光」くらいって
ヤツですね。
状況としてはベストに近いです。
⑥についても同様ですが、
この場合⑤の人の影が入る可能性が
あるので要注意。

④と⑧も、③ないし⑥と
同じ様な条件ですが、
窓から遠いため、
若干暗い可能性があります。
窓からの自然光で
十分に明るいとしたら、
撮るには良い席と言えそうです。

①と②は自分の背中側から
光が入ってくるため、
自身の影で料理を暗くしてしまう
可能性が高いですし、
そもそも料理が順光(正面からの光)を
受けてしまうので
キツい印象の写真になりがちです。
⑤と⑦は前述のとおり自分の影で料理が
撮りにくい可能性が高く、
また順光になるので
①②と同様の難しさがあります。
グーグルピクセル8CMも、
①や②のイメージですよね。
パンクな撮影者の影が、
ラーメンに被ってしまう…

実際には店舗の照明、窓の向き、
その日の天気等々、
様々な要素が絡んできますが、
席一つで
大きく左右されてしまうものだと
いう事を知ってもらえればと思います。



この作例の様に、
窓際のテーブル席で窓を向いて
座る事ができる上、窓の向こうには
人が通る可能性も少ないみたいな
席であれば、
もう状況としては完璧ですね。
人物が入ると、
時として個人情報になるので、
肖像権等で賠償責任が問われます…
顔が写ってなくても、
体型や衣服、傷あと、ほくろ等で
誰なのか特定できてしまいます。
ブログ等から削除を求められても、
すでに見た人が写真コピーして
他にも拡散してしまう可能性が
ありますね。
ボカシを入れたとしても、
料理がシャープに目立たなくなり、
画像的には失敗です。
個人的には、こういった席に座れたら
「ラッキー」と思ってしまいます。

スマホのカメラ性能が良いといっても、
条件が悪くてはどうしようもありません。
気合いが入ったランチを撮りたいと
思ったなら、
映画監督のごとく座る席にも
こだわってみて下さい。

半分以上空きが無ければ
光源を意識するのは難しいですが、
9割以上空いてて、
どこでも好きな所に座れるなら、
光源を意識しましょう。

逆光効果例…
「101回目のプロポーズ」より。
おそらく浅野温子さんの頭の後方にも、
照明がありますね。
月食の様な効果になってます…
『ボクじゃ、ありましぇ〜ん!』

測光効果例…
この例では、
モードっぽい演出例ですが、
陽と陰の二面性も表現できます。
推理ドラマの関係者らしさ等も
演出でき、
さらに怪しい笑みを浮かべてると
何を企んでるのか、コワいですよね…
ハロウィンの写真等も効果的…