踏切を渡るには? | 裕ちゃんが、言うよね~!

踏切を渡るには?


自動車で
踏切を渡る時は…


車で踏切を渡る時のルールを
覚えていますか?
意外と忘れていているかもしれません。

◆踏切の安全な渡り方


「車両等は、
踏切を通過しようとする時は、
踏切の直前(道路標識等による停止線が
設けられている時は、
その停止線の直前)で停止し、
かつ、安全である事を確認した後で
なければ進行してはならない。」と
道路交通法で定められています。

前走車が安全確認して
踏切を通過していても、
一時停止し安全確認をしなければ
なりません。
踏切の向こう側に車が進入する
空間が無ければ、
踏切の手前で停止しましょう。


また、
専用信号機が設置されている踏切は、
信号機に従い
停止しないで進行する事ができます。
信号機に、「踏切専用」等の
補助標識が在ると思います…
列車が近付き、踏切が下がる時は、
黄色や赤色が点灯します。

補助標識、ありますね…

踏切の遮断棒は、
2本の場合は
左側を支点に動きます。
4本の場合は
左車線側から先に閉まり、
少し遅れて右車線側が閉まります。

◆こんな時どうする?


▼踏切内で動かなくなった場合

車から降りて、
踏切の警報機付近に設置されている
非常ボタンを押して下さい。
ボタンを押した後、
表記してある連絡先に電話します。
連絡先は、
踏切を管理する鉄道会社に
つながります。
踏切に専用通話装置や専用電話等は、
ありません…
公衆電話を探すか、
スマートフォン等で連絡して下さい。

非常ボタンが設置されていない場合は、
車内装備の発煙筒を使い
列車に知らせます。


▼渡っている時に遮断機が下りた場合

落ち着いて徐行し続け、
踏切の外へそのまま進みましょう。
車外に降りて遮断棒を押し上げる必要は
ありません。
ゆっくり走行した場合、
遮断棒は折れずに
斜め上へに上がる様になっています。
車のボディに擦り傷が付きますが、
命に変えられませんよね…
慌てて走行して
遮断棒を折った場合、
器物破損罪となります。
遮断棒をへし折って、億単位の弁償?

遮断棒を折った場合も、
踏切の連絡先に連絡して、
鉄道会社関係者が来るまで
待たなくてはなりません。
ひき逃げ、当て逃げの様な罪状が
追加されます!
自分の都合より、
鉄道の運行が優先されます。


踏切の地形によっては、
こんな警告標識も在ります。
トレーラーばかりでなく、
過積載やローダウン車等も
要注意ですね。
マフラーやエアロ等、破損します…

一部のカーナビ設定には
普通車、大型車等は設定あっても、
「ローダウン車」設定はありません…
カーナビで指示されても、
この標識を見たら無理に進入せず、
回り道しましょう。
オートリルート設定になっていれば、
新しいルートを自動再検索します…

まとめ

踏切事故の多くは
「無理な進入・横断」に
よるものの様です。
警報機が鳴り始めたら
踏切に入ってはいけません。
交通ルールを守り、
万一の時も慌てずに対応しましょう。
遅延&運休等、
列車ダイヤを狂わせた場合、
列車や乗客等に損害が有った場合には、
踏切事故、ホーム内線路立ち入り含めて
法的措置による、家一軒分では済まない
かなり高額な損害賠償請求が
来る様です!
(病気ケガによる救急搬送除く)
複数の路線が含まれる場合は、
軽く見積もって、
億に達する損害賠償かも?