スムーズな車列のために…
導流帯とは?
運転していて、
道路に縞模様で書かれた部分を
見た事はありませんか?
「導流帯」
(どうりゅうたい・Diversion zone)と
言います。
シマウマ(ゼブラ)の模様に
類似しており、
「ゼブラゾーン」とも言いますね…
今回は、導流帯について紹介します。
◆導流帯とは?
上記の例では、
中央分離帯も兼ねてます。
導流帯は、
車両の安全かつ円滑な走行を誘導する
必要のある場所に設置されている
道路標示(指示標示)になります。
シマシマなので
通称「ゼブラゾーン」と言います。
主に交差点の右折レーンの手前に
設置されていて、直進する車が
右折レーンに進入するのを
防ぐための様です。
◆導流帯に入ってはいけないの?
導流帯は走行しても
違反にはなりませんが、
通らない様に走行する事が
原則の様です。
乗降中の路線バスやタクシーの
追い越し、
荷物の積み下ろし等の車両を
追い越しや、
右折レーンが渋滞している場合は、
対向車線にハミ出ない様にした上で、
導流帯に進入して並ぶ事ができます。
意外と知らない!
導流帯を走行して事故を起こすと、
過失割合が加算されてしまう様なので
車線内を走行する様に
気を付けましょう。
また、
導流帯に似た下記標示も在るので、
注意しましょう。
運転教則本にも、載ってます。
①立入り禁止部分
導流帯を黄色い線で囲んでいて、
どの様な場合でも
車で進入するのは禁止です。
路面電車の乗降駅等も含まれます。
(路面電車利用者は、
この区域内で電車を
待つ事になります。)
②停止禁止部分
走行通過する事は可能ですが、
この標示の中で駐停車するのは
禁止です。
赤信号や渋滞の場合でも、
この区域内では停止してはいけません。
踏切同様に
中で停止しない様に予測して下さい。
消防署や警察署の前等に
設置されています。
①、②どちらも、
車の走行を規制する規制標示になり
守らないと道交法違反になります。
まとめ
導流帯の場合、
走行する事は禁止されていませんが、
前走車の追い越し等で
むやみやたらに入らない様に、
基本的には避けて運転しましょう。
もちろん、
道路工事等や警察官の指示誘導により、
導流帯に一時的に入るのは、
認可されてます。