野菜味でも無いのに…? | 裕ちゃんが、言うよね~!

野菜味でも無いのに…?


サラダ味の
せんべいとは?


塩味のせんべいは、
野菜の味がするわけではないのに
「サラダ味」と呼ばれていますね。


これは、サラダ油をからめて
塩をまぶしてあるからだそうです。
確かに『塩せんべい』だと、
表面だけでなく、中の生地から
しょっぱ過ぎるイメージですよね…

ならば、
煎りゴマと塩をまぶした
ゴマ塩味があるなら、
ゴマ油に塩をまぶしているが
ゴマの形は無い、
ゴマ塩味が有ってもおかしくない…

では、
サラダ油で揚げたポテトチップス等、
ポテト菓子に塩をまぶしたのは、
サラダ味と呼ばないのか?
ポテトなので、
せめてポテトサラダ味では?
なぜに、『塩味』扱いなのか?



平成時代後期からの料理番組では、
サラダ油よりオリーブオイルを
使う事が多い…
オリーブオイルも
サラダのドレッシングに使うが、
オリーブオイル使う
サラダせんべいは、あまり見られない。



サラダ油は、
サラダのドレッシング等に
生で使える食用オイルの事で、
大正時代に登場したそうです。

それまで、日本の食用油は
天ぷらやさつま揚げ、油揚げ等々、
主に揚げ物等に使われていました。
大正時代は
「サラダ」という言葉が新しく、
洋風でオシャレな感じがしたので
「サラダ油」と名付けられた様です。

戦後には、サラダは普通に広まって
珍しくないのに、「サラダ味」は
そのまま継承されてます…
平成から岩塩等、
食塩以外も出てきましたが、
なぜかせんべいは「サラダ味」のまま…