その横断歩道… もう古いよ! | 裕ちゃんが、言うよね~!

その横断歩道… もう古いよ!


お父さん、
子供に教える事できる?
昭和と平成のギャップ…


「横断歩道を描いてみて」と
言われたら、
どんな風に描きますか?


もしも上記画像の様に
ハシゴ型を描いたら、
それは昭和の記憶かもしれません。
㊟厳密には、
 平成3年(1991年)以前…

日本の横断歩道は、
平成4年(1992年)の
標識令改正によって、
縦線を書かなくなったそうです。
運転免許取得・更新時の
教則本での紹介イラストも、
変わってます。
各都道府県の運転試験場や
仮免取得前の教習所コース等も、
引き直されたのでしょうか?
海外の横断歩道も、
以前から横線のみがありますね。

小学校、幼稚園、保育園での
交通安全教育でも、重要ですよね…

なお、標識令の詳細全容については、
各都道府県別に案内が出ています。
検索してみて下さい…


横断歩道含む
路面表示の焼き付け塗料は、
色は関係なく雨水等で濡れると
滑りやすくなる欠点が有り、
よく見ると微妙に盛り上がってるため、
縦線が有ると、線の無い所に
雨水が溜まって滑りやすくなるので、
横線だけになったらしいです。
縦線が無いと、排水性が良くなる♪
海外の横断歩道の書き方を
取り入れたとも言える。

白線の摩耗消失や自動車道の整備舗装、
下水道やガス管等の地下埋設物処理、
横断歩道による
雨天スリップ事故報告等でも無い内は、
引き直す事はしないので、
現在でも
縦線のある生き残り横断歩道は、
引き直しされてない、
かなりレア物かと思われます。


滑りにくく夜間の視認性が良い
新しい焼き付け塗料を
国土交通省が依頼して
開発してるのかは、
定かではありません。

平成4年以後の横断歩道規定…

自転車専用レーン区別の例…
全面塗装なので、
雨水で滑りやすいかも?
地域により色が違う場合もありますが、
標識令で
全国統一されるかもしれません…
★道交法改正が無い限り、
 電動キックボードは、入れません。
 シニアカー、車いすも同様です…
赤いレーン塗装は、長野県の例。
他の積雪地帯でも
同様かは定かでないが、
薄い積雪でも、分かりやすそうだ…

また、
スクールゾーン等に多く見られる、
車道と段差の無い歩行者用レーンでも、
レーン内が緑色等に
塗られてる事もあるが、
舗装路面と比べると
やはり雨天等は滑りやすいらしい。



ちなみに、道交法によると、
信号機の無い横断歩道に
待っている歩行者がいたら、
パトカーや救急車等
緊急事態による稼働中以外は、
一旦停止して
歩行者を横断させる義務があります…
歩行者優先の道交法です!

エンジンを止めたバイクや、
自転車から降りて押している人も、
歩行者扱いです。
自転車、バイクに乗ったままの人、
バイクから降りていても
エンジンかかったままは、
歩行者扱いではないので
横断歩道を渡るのは道交法違反です…

ドライバーは、
常に歩行者が安全に
横断歩道を渡れる様に
保護しなければなりません。

道路交通法第38条第六節の二
「横断歩行者等の保護のための
通行方法」には、

①歩行者の有無を確認できなければ、
 横断歩道の停止位置で止まれる様な
 速度で進行する。

②横断しようとしている、
 あるいは横断中の歩行者や
 自転車がいる時は、
 必ず一時停止をする。

③横断歩道内およびその手前30mは
 追い越しや追い抜きが禁止。

…等々が道交法規定され、
横断歩道を渡ろうとする
歩行者がいる場合、
ドライバーは横断歩道の直前で
クルマを一時停止させ、
通行を妨げない様、義務付けています。
★意外な道交法!
歩行者から譲られても、
歩行者妨害として違反となります!


横断歩道を渡るのに
時間がかかってしまう
高齢者や身体障害者、幼い子供も、
もちろん例外ではありません。

2020年新型コロナウイルス対策等で、
冬季以外もマスクする人が増えました。
表情が分からない為、
横断歩道渡りたいのか意思表示が掴めず
接触事故が増えてるそうです!
マスクする人が横断歩道渡りたい時は、
横断歩道の直前で待ち、
老若男女問わず
必ず手を上げて意思表示しましょう。

車列が切れるまで待っても良いなら、
横断歩道の直前には立たない様に。
横断歩道の後方に離れて待つのもOK。

横断歩道手前でワザと速度を上げて、
『急に止まれないよ』アピールする
自動車やバイクの運転手には、
歩行者等妨害違反として
反則金や違反点数が科せられます。
反則金でなく罰金刑の法改正になれば
前科の可能性も有り、良いですね…

信号機の無い横断歩道の手前には、
横断歩道又は自転車横断帯ありの
路面標示や
道路標識が設置されています。

『横断歩道前方にあり』の、予告表示…
ひし形表示は、
片側車線に2か所あります。

これらが見えたら、歩行者の有無を
しっかりと確認できる様にしましょう。

運転免許保有者(運転経験者)が
横断歩道前に立った時、
交通事情を理解できるため、
後続車が無い事を見て譲ってくれる事も
ありますが、
先ずは歩行者最優先です。
ハイブリッド車や
電気自動車が増えた昨今、
停車時のアイドリングによる
排ガス問題は
警察への理由には言えません。
整備不良車でなければ、
多少のアイドリングは
環境問題になりません。