スマートフォンでテレビを見よう♪ | 裕ちゃんが、言うよね~!

スマートフォンでテレビを見よう♪


うそ…?
端末のフルセグだけが、
録画可能なんだってェ!


富士通arrows NX F-01K
(2017年12月発売)を例に、
快適にテレビを見たり
録画したりする方法とは?


ワンセグの最大録画時間や
テレビアプリ起動のための条件、
知ってますか?

ワンセグとフルセグって
そもそも何?

そもそもスマートフォン等で見られる
テレビ放送である
「ワンセグ」「フルセグ」って
何の事だか、知っていますか?


この規格を管理している一般社団法人
放送サービス高度化推進協会によれば、

==================
「ワンセグ」は、
地上デジタル放送の
サービスのひとつで、
携帯電話型受信機等の移動体でも
安定して受信ができる様に設計された
サービスです。
現在、
ご家庭の地上デジタル放送受信機に
送っている地上デジタル放送波の一部を
使って送っています。
番組内容は、
ご家庭向けの地上デジタル放送と
基本的には同じですが、
「ワンセグ」独自の
データ放送サービスも
ご利用になれます。
また、
携帯電話の通信機能を使った
双方向サービス、
通信経由の詳細な情報も
ご利用いただけます。

ワンセグ | 一般社団法人
放送サービス高度化推進協会
(A-PAB)
==================

…との事で、地デジの一部を使って
送信されている他、
ワンセグ独自のサービスを
展開する事もできる
規格なんだそうです。

2006年に一部地域で始まった
ワンセグも、
今では全ての都道府県で
サービス展開中と
いう事で、ワンセグ対応端末のテレビは
日本中どこの都道府県でも
利用できる仕様になっている様です。


一方でフルセグはどうなのかというと、
先ほど「地デジの一部」であった
ワンセグとは違い、
その帯域全てを使って
高画質な映像を送付する規格です。

とは言え、
そのデータ量はかなりの物になるため、
受信できる環境が なかなかにシビア。
少しでも環境が悪いと、
すぐにワンセグ切替と
なってしまいます。
フルセグのみ装備の端末は無く、
必ずワンセグが見られる上で
上級スマホの一部にはフルセグも
同時に装備されていますので、
基本的にフルセグ受信できない環境では
全くテレビが見られない訳では
ありません…

ざっくり両者の違いをまとめると
次の通り。

【ワンセグ】

モバイル向きで、
移動中も途切れず視聴できるが低画質

【フルセグ】

据え置き向きで、高画質だけど
少しでも電波状況が乱れると
ワンセグに切り替わってしまい…
(電波状況が復帰すれば、
フルセグに戻る)

という事で、一長一短ですね。

例えば
電車の中でテレビが見たいとなれば
ワンセグが主力になるでしょうし、
自宅の部屋で見たいとなればフルセグが
選択肢に入ってきそうです。
電波状態によっては、
自宅の部屋でも
フルセグ受信できない事もあります…

ちなみにF-01Kでは、
両者を自動切り替えするのか、
それともフルセグ/ワンセグだけに
固定するのかを設定できます。
テレビを起動して、
上部にあるアンテナタワー型の
アイコンをクリックすると
設定が可能です。

他社でも、取扱説明書をご覧下さい。


意外に知られてないのが
「フルセグ録画機能」で、
実はスマホ端末のみで録画をする事が
可能です。
フルセグの受信状況が良いところに
置いておけば、美麗な画質で
番組をまるまる保存する事だって
できます。

地デジテレビだと、
必ずDVDレコーダーとか、
ビデオデッキ等を増設しないと
録画できませんね…
テレビとビデオが一体の、
『テレビデオ』なんて、
昭和の遺産でした…


さすが、
フルセグ付スマホ♪

さて、前振りが長くなりましたが、
本題はF-01Kでのテレビ視聴です。

まず覚えておきたいのは、
テレビ視聴アプリには
起動条件があって、
電池残量が6%未満の場合、
アプリそのものを起動する事が
できなくなります。
また録画については11%未満で
強制終了されてしまいますので、
注意しましょう。
…それ以前に、残量10%までに
充電しましょう!

録画については
録画ストレージ容量の残りが
フルセグで19MB以下、
ワンセグで0.5MB以下になると、
こちらも強制停止します。
さらに録画サイズが規程を超えても
停止しますが、こちらは複雑なので
以下の図表を参照の事。
メーカーや機種により、起動条件や
強制終了されるバッテリー残量の
仕様は、それぞれ異なります…


F-01Kの、バッテリー容量…

電池残量については、充電状態であれば
残量にかかわらず
視聴/録画の継続ができますので、
長時間のテレビ視聴/録画は
必ず充電状態で行う様にしましょう。

なお、仕様上でのフル充電時における
連続視聴可能時間は、
ワンセグで510分(8.5時間)、
フルセグで450分(7.5時間)です。
意外とワンセグとフルセグで
変わらないんですね。

またテレビ視聴中は、
著作権保護の観点から
スクリーンショットや
キャプメモ、なぞってコピー機能等が
利用不可になりますので ご注意を。

最後に視聴のポイントです。
F-01K等最近の端末は
外部アンテナとして、
付属のテレビアンテナケーブルを
利用しています。

電波の強くないところでは、
このアンテナが
安定視聴をもたらしますので、
必ず装着する様にしましょう。

短いケーブルアンテナのため、
持ち歩きには不便…
イヤホン/ヘッドホンに接続して
持ち歩けば、面倒くさくありませんね。

アンテナケーブル無しに
直接イヤホン/ヘッドホンのケーブルを
アンテナ代わりに
しても視聴できる端末もありますが、
やはり画質等の精度には問題あります…
イヤホン/ヘッドホンからの音質にも
影響するでしょう。
安定したフルセグ録画したいなら、
必ずアンテナケーブルは必要でしょう。

富士通スマホの例…
富士通専用アンテナケーブルとなる。

この時、アンテナがイヤホン端子を
兼ねているため、
イヤホン/ヘッドフォンを
接続してしまいがちですが、
そうすると、
受信状態の良い向きを
保つ事ができません。

できればアンテナケーブルは
電波の強まる方向に固定し、
イヤホン/ヘッドフォンは
Bluetoothの製品を利用すると、
より安定した高画質での視聴が
できそうです。
Bluetoothイヤホン/ヘッドホンの
電池持ち時間に、
視聴時間も左右されますが、
試してみて下さい!

メーカーや機種により、
機能や設定が異なる場合があります。


なお、購入時からワンセグさえ
標準装備されてないスマートフォンで
テレビ局系アプリだけ
インストールしても、
テレビ受信回路が端末自身に無いため、
ストリーミング動画再生アプリ以外は
視聴できません。
テレビ番組表アプリは、
ワンセグ無しスマホでも使えます。
見たい番組アラームにも、OK!
地デジ電波を受信するテレビでなく、
インターネット配信されるテレビです。
インターネット配信なので、
SIMカードも無いと視聴できないとか、
タイムラグ(時差)が生じたりします。
地デジ電波を受信するワンセグ等は、
SIMカードが無い予備機スマホでも、
視聴できる場合があります。



端末価格は上がりますが、
ワンセグだけでも標準装備の端末を
選びましょう。

近年のスマートフォンだと、
フルスペック端末の一部のみ
ワンセグ/フルセグ搭載で、
ミドルスペック端末だと
ワンセグのみではなく、
FMラジオに代わってる場合が
あります。

けっこう高齢者の方でも、
テレビ(ワンセグ)付スマホについて
販売店店員と相談していました…

ワンセグ、フルセグ問わず、
スマホやタブレット、ガラケーに
テレビ視聴が可能な端末の場合、
NHK受信料が
徴収されるかもしれません。
自宅所有者含めて、
端末(回線)ごとに徴収なのか。
すでに自宅の受信料を徴収してる場合に
自宅所有者回線のみ免除かは、
分かりません…