年末年始にまたがって… | 裕ちゃんが、言うよね~!

年末年始にまたがって…


大晦日〜元旦の初詣


鐘の音で108の煩悩を祓ってくれる
「除夜の鐘」。


鐘を打たせてくれるところも多いので、
問い合わせてみてはいかがでしょう。

107回目までは12月31日の深夜に、
108回目だけ、1月1日に打ちます。

寺社により時間差はありますが、
一般的には22時40分前後に
最初の除夜の鐘が始まります。
2020年コロナウィルス対策等に
昼から初めて、
参拝客の密集を避ける寺社もあります…

テレビ等の年越し中継では、
年明けを社寺で迎える方々が
映しだされますね。
実はこれ、
本来の初詣の名残りなのです。


かつては年籠り(としごもり)として
大晦日から元旦にかけて
徹夜で社寺にこもる風習があり、
やがてこれが大晦日の夜の除夜詣と
元旦の元旦詣に分かれて、
現在は元旦の祝い膳(おせち料理)を
いただいてから出掛ける
元旦詣(初詣)が
主流になっていきました。

また、
12月31日~1月1日にまたがって
1か所の寺社でお参りをする事を
二年参りと言います。

日本気象協会 リンク先…



【 初詣 】 
新年になって初めてお参りする事。
松の内
(1月7日まで、関西は15日まで)の
期間内なら、朝夕いつでも該当する。

【 除夜詣 】 
大晦日(12月31日)の夜のみに
お参りする事。
年を越す前までにお参りする。
年越し前なので、初詣とはならない。


【 元旦詣 】
 元日(1月1日)の朝のみ、
または元日のみにお参りする事。
1月2日以後の松の内期間内は含まない。
「旦」は、
地平線または水平線の上の
太陽を表すので、
日の出参りとも言える。

【 二年参り 】
 31日~1日にまたがって、
同じ寺社にお参りする事。
年越しの瞬間に
1回だけ参拝する場合と、
31日の夜と1日の2回
参拝する場合がある。
除夜詣の後、帰宅しないで
そのまま残り、
年越し後に初詣をすれば、
二年参りという訳だ。
除夜詣した寺社と、
初詣した寺社が異なると
宗派等が同じであっても、
二年参りとは呼ばない。