暦の上では、迎え盆… | 裕ちゃんが、言うよね~!

暦の上では、迎え盆…


今日は、
田舎では旧暦の上で
盆の入りです…



全国ほとんどの地域では、
今日からお盆期間に入ります。
太陰暦による、旧暦のお盆ですね。
「旧盆」と呼ばれます…

1年以内に亡くなり、
故人に対して初めてのお盆は、
「新盆(にいぼん、しんぼん)」と
呼びます。

お盆の始まる日、
故人を迎える日を
「盆の入り」「迎え盆」、
お盆が終わる日、
故人を天界に帰す日を
「盆の終わり」「送り盆」等と
呼びます。
お盆のメイン日、中心の日を
「中日(ちゅうにち)」と呼びます。

7月の新暦のお盆でも、同じです。


花火大会、灯籠流し、五山送り火は、
お盆期間の終わり頃の夕方に
行われる事が多いです…

キュウリのお供えは馬を意味し、
速く降りてきてもらうため。
ナスのお供えは牛を意味し、
ゆっくり天に帰ってもらうためです…
7月の新暦のお盆でも、同じです。

お盆に行う事 リンク先…
 異なる事もあります。

すでに帰省先で見てるでしょうか?
帰省中の交通機関の中でしょうか?
店舗シフトで、
お盆期間の帰省で無いかも…?

しかもジィちゃん…
生前より筋肉マッチョだぜ!

8月16日前後が旧暦送り盆となり、
お盆休み明けとなります。

送り盆には、荒天でなければ
京都大文字五山送り火があったり、
盆踊りのシメに
花火大会があったりします。
お盆の大文字焼きや花火、灯篭流しも、
先祖の霊を天界に返す行事です…
大文字焼きや花火、
お線香の煙も重要で、
この煙に乗って故人が天界に戻ります…

お盆の迎え火・送り火 リンク先…


お盆の迎え火、送り火について
家族親戚同士で、
2次元バーコードで共有しましょう。


今日は何の日 リンク先…


お供えの花の茎を切る時、
斜めに切ると切断面が増えて
水を吸いやすくなります。


江戸時代には、
小正月とお盆を「薮入り」と言って、
地方から出てきて住み込みで働いている
商家の奉公人達が実家に帰る
休みの日としていました。
お店のバイト達が帰省する感じです。

江戸時代なので、
現在の様に新暦はありませんでした。
ですから、お盆は1回だけですね。
現在は、主に都会では新暦の7月に、
田舎では旧暦の8月に
お盆行事を行います。

現在、
お盆に休みとなる職場が多いのは、
昔の風習を受け継いでいるのかも
しれませんね。


「薮入り」とは、
やぶの深い田舎に帰るから、という
事だった様です。


『故人と兄との関係は…』等という時、
「続柄」と表しますが、
何と読むのでしょう?

「ぞくがら」と言うのは間違い!
『つづきがら』が正解です。
『続き柄』とも書きます。
間柄、関係者等の意味合いです。

パソコンやスマホ等では、
どちらの読み方でも
変換してくれますが、
『つづきがら』が正しいです。
冠婚葬祭で「ぞくがら」なんて読むと
目上の方に笑われますよ…
読み方も知らず「続柄」と書くなら、
まだ「間柄」の方が格好良いです。

帰りのナスは、
どうやってカッコよく使うんだ?