高速道路で逆走は、ダメよ! | 裕ちゃんが、言うよね~!

高速道路で逆走は、ダメよ!


高齢者ドライバー必見!
ちゃんと救済処置有るよ。


高速道路で、
降りる所や分岐点を間違えた時は、
『特別転回』制度を活用しよう!
日本は左側通行なんだから、
逆走だけはしないでね。



高速道路で分岐点を間違えたり、
降りるインターチェンジを
間違った時、逆走等々焦らず
『特別転回』をしてもらいましょう。

ただし、悪用厳禁です!


◆特別転回とは?

「特別転回」という制度を利用する事で
Uターンをさせてもらい、
追加料金無しで反対車線側に進み、
目的のインターチェンジに戻る事が
できる場合があります。

降りる予定のインターを
通り越してしまった際等に、
車線上でUターン等で逆走しないで、
そのまま次の料金所まで走ります。
逆走による追突死亡事故が
多発してますから…

あなたも相手も80km/hで走れば、
動かぬ壁に160km/hで追突するくらいの
破壊力が有るでしょう…
(秒速なら、どちらも約20m/sec。)
こんな速度では、
エアバッグも、効果無いかも?
高齢者だと、通常の速度なら
エアバッグ作動でも問題無いが、
160km/h追突によるエアバッグ作動で
呼吸不全・呼吸停止するか?
胸部圧迫で心停止…?


日本の道路は、
あなたのための「私道」では
ありません。
国民のための道路ですから、
逆走はいけません!

2018年3月の統計で、
日本のすべての高速道路において、
逆走行為は、悪意の有無に関わらず
2日に一度起きてるペースとか。
高齢者ドライバーが多く見られる…



間違ってインターチェンジを
通り過ごしてしまった場合や、
ジャンクションを間違えた場合は…

ETC車載器無しの場合、
次の料金所の係員に事情を説明して
通行券に「特別転回承認」の印を
押してもらって通行券を返してもらい、
料金所で反対車線にUターン
又は一度インターチェンジを降りて
再度反対側のICを通過
(通行券が出てくるがすでに
持っているので通行券は取らない)
させてもらうもので、
間違えて通行した区間の料金は
支払わなくても済むという救済制度。
係員のいる料金所を通過せず、
料金所手前で勝手にUターンすると、
不審者に思われて
高速機動隊が追跡してくるか…?
罰金取られるくらいなら、
超過区間料金をそのまま支払う方が
安上がりかも…
ならば特別転回制度を利用しましょう♪

ETC利用の場合は、
まずETCカードを抜いておき、
間違って降りた一般料金所で、
ETCカードを係員に提示して、
係員の説明に従う。

特別転回で戻ってきた、
本来降りたい一般料金所でも、
ETCカードを必ず提示する。
これで特別転回料金となる。

ETC付いてるからと、
ETC通過してしまうと、
通り過ぎた分の料金は、
返金されない!
必ず一般レーンに入り、
係員の指示に従う事。

違法行為を防ぐために、
車両ナンバーを
控えられる場合も
あります。




◆法律ではこう書かれている…

『道路整備特別措置法に定める
供用約款高速道路営業規則 第7章
特別な通行をした場合の料金』と
いかにもお固い法令らしく、
かなり長い条文ですが、
48条に、キチンと書かれています。


ただし、
100%特別転回が出来るとは限らない!


特別転回をするインターチェンジ等の
構造によっては、転回する事自体が
不可能な場合もあります。

㊟注意点

特別転回ができない出口もあります。

・係員が居る有人ゲートが無い
・スマートICゲート
・狭いスペースの問題で、
 Uターンできない

等々、行ってみないと
使えるかどうか解らない事もあるので、
利用できればラッキーくらいの感覚で
いるのが良いでしょう。

特別転回は、料金所の構造や
料金所の判断によるそうなので、
100%転回できるとは言えませんが、
もし降り忘れた際は、
ETCカードは抜いた上で、
一般有人ゲートでご相談下さい。
係員がいる有人ゲートは、
今後減らしたり無くす方向も
あり得ます…

たとえ間違っても、
慌てないで!
この様な
救済処置があります。

集会… 道、間違えて間に合うのか?


◆追記…

新東名(第2東名)では、
有人ゲートが見当たらないので、
NEXCO中日本に問い合わせたところ、
降り忘れた場合は普通に出て、
入り直して下さいとの事です!
特別転回が適応されない例ですね。
(つまり降り忘れた分が
 余計な出費となる)
ならば、高速道路で戻らずに、
一般道で戻る方が遅くても、
燃料代以外の余計な料金かからない?

スマートICでは無人で、
ETC車載器通過専用ゲートなので、
特別転回出来ない仕様ですね。

特別転回の後に指定された
インターチェンジでは無く、
他のインターチェンジの料金所から
出た場合は、
料金所手前のUターン同様、
入ったIC→特別転回時に指示された
ICの料金+実際に出たICの料金と
なる様ですので、注意して下さい。
特別転回を利用して、
申告外のインターから出ると、
かえって追徴料金を取られると
思って良いかも…


また、利用するつもりでなく間違えて
高速道路の料金所に
入ってしまった場合等も、
入口料金の通行券を受け取る場所の
インターホンで係員に説明すれば、
安全に戻る事ができます。
やはり料金所を通過した場合や、
無人ゲートでは、解りません。

決して慌てずに、
安全運転を心がけましょう!
冷静さを欠いたまま
運転を続けると、
どこかで
事故を起こします!



特別転回って押してもらって
インターチェンジ一つ戻りました。
でも首都高では払ってねって言われて
ショックでした(苦笑)

首都高速も、
特別転回が適応されない様で…
料金所でUターンするほどの
広いスペースが無いためですよね。

安全運転に関する相談は、 
都道府県警察の安全運転相談窓口や
運転免許センターで行う事ができます。

安全運転相談窓口の電話番号は、
全国共通の
「#8080(シャープハレバレ)」です。

プッシュホン、スマートフォンの
電話帳に登録しましょう。

発信場所を管轄する都道府県警察の
安全運転相談窓口につながります。
原則として
平日の執務時間内に利用でき、
通話料は利用者負担となります。
ダイヤルがつながらない場合は、
交番、派出所、駐在所を除く、
最寄りの都道府県警察の
安全運転相談窓口の電話に
直接電話する事もできます。
集会遅れたら、ヤバいもんねぇ…