車も、地球温暖化だもの… | 裕ちゃんが、言うよね~!

車も、地球温暖化だもの…


暑さによる車のトラブル!


気温が上がる程、
暑さによる急な不具合により、
車のトラブルは増えてきます。


そこで今回は、真夏に多く発生する
トラブルを紹介します。

カーオーディオやカーナビの異常なら、
夏季休業で修理期間が延長するなら、
カー用品店で買い替えちゃえなんて
出来ますが…

⚫オーバーヒート


エンジンの温度上昇によって
発生するオーバーヒート。
夏の車のトラブルでは、
1位2位を争いますね…

温度の上昇だけで無く、
冷却水の減少等の冷却システムの不具合、
エンジンオイル不足等オイルによる
不具合等が原因として挙げられます。
エンジンオイルも
冷却機能に1役担ってますので、
オイル不足もご法度…
ポルシェ等空冷エンジンは、特にコワい…

オーバーヒートしたからと言って、
慌ててラジエターキャップを開けると、
冷却水が噴出してキャップで負傷したり、
顔面火傷を負います!
いきなりエンジンを止めるのもタブー。
ラジエターファンで冷却水を冷まし、
水温計が下がってから止めます。

また、エアコンや照明等で
電気を使い過ぎてもエンジンの負担に
なりますので、気を付けましょう。

走行中は走行風の導入で気付きませんが、
高速道路等の渋滞時に気付く事が
多いです。
走行風の導入が無い上に、
周りの車の熱気まで影響して、
オーバーヒートしやすくなります。
高速道路上でのトラブルは、
時に反則金や免許点数まで
影響する事もありますよ!

⚫カーエアコン


一般的にエアコンは
使用時期が限られている為、
点検が疎かになりがちで、
特にトラブルが起きやすいと
されています。
「カーエアコン=冷房」と勘違いしてる
ドライバーが多いためです!

原因は様々ですが、
エアコンの要素でもあるエアコンガスの
不足や漏れが特に言われています。
事故車で無い限りは、
冬季や雨天でも除湿機として使う人は、
ガス漏れや不足が無い事が
実証されてます。
暖房にしてても、
「エアコン=除湿機」の意味でも
働くので、
フロントガラス等の
くもり取りになります。
エアコンを使うと
ガス内のオイルが循環し、
配管を保護し、ガス漏れを予防します。
使い方が適切だと事故車で無い限りは、
家庭用エアコン同様に
10年くらいはガス補充不要です。

作動中は、確かに燃費悪化しますが、
連続使用しなければ、減少できます。
車内がある程度冷えたら、
エアコンOFFから
内気循環で冷気を撹拌し
暑くなったら、またエアコンONに…

すぐに車内を冷やす事が
できなくなったり、
バッテリーへの負担の原因となります。
オーバーヒートと共に、バッテリーは
夏のトラブルでは上位に入ります。

事前にしっかりと点検をして、
対策をしておきましょう。
夏季のトラブル修理で預けたは良いが、
夏季休業で1週間以上も部品が入らず、
夏休み明けからの修理開始なんて
イヤですよね…
夏季休業前には治ってる事が重要です。

⚫車内温度


真夏の炎天下では、
送風もせず窓をすべて閉め切った場合、
エアコンを切ったわずか10分後には
車内温度は急激に上がり、
高温サウナ状態になってしまうと
言われています。

ペットや乳幼児を乗せたままで、
自販機のジュースを買いに行き、
車に戻った頃には体調悪化や、
意識不明等により救急搬送される例が
多く出ています。
車内に乗せっ放しは避けましょう。
ペットや子供にドアロックを触られて、
ドアが開けられないトラブルも
良く起こります。
キーレスエントリーの置き忘れで、
車外に閉じ込められるトラブルも!

車に戻った際には、まず窓を開け
車内の空気を入れ替える事が第一です。
またサンシェード等で直射日光を遮断し、
少しでも温度上昇を抑える
工夫も必要です。

少し開けっ放しの駐車も、
ゲリラ豪雨により車内水浸しとなる
危険性があります。

⚫虫の死骸・鳥のフンの汚れ


初夏からどんどん気温が上がっていく
7月頃にかけて、梅雨や雪解け水の
発生等により、秋に比べると
湿度が高く羽に水分が付き、
虫も鳥も低空飛行になります。

フロントガラスの汚れは、
そのままにしておくと視界が悪くなり
危険ですので、その日のうちに
落とす様にしましょう。

ワイパーを使うと、かえって塗り拡げて
広範囲で余計に視界が悪くなります。
ぬるま湯に浸したウエスか、
ノンアルコールウェットティッシュが
有ると良いですね。
アルコールを含むと、
コーティング剤まで落としてしまいます!


またボディに付着した鳥のフンは、
酸性なので塗装を傷めてしまいますね。
フンの酸が、塗料に浸透しますので、
ポリマー等施工済みでも要注意!
塗料が剥がれてきたりしますので、
見つけ次第、拭き取りましょう。
拭き取った後は、
できれば部分ワックスだけでも
行いたいですね…
ワックス含むウェットペーパーなら
一番お手軽かも。

フンが固まってしまった場合は、
無理に拭き取ると、キズを付けます。
ウエスを被せて、ぬるま湯を上から
かけて、しばらく放置します。
熱湯は、ダメです!
柔らかくなったら、拭き取りましょう。

ポリマーコーティング業者等の
スチーム洗浄は、ぬるま湯程度ですよね…