ヘッドレストって、仮眠時の枕…？

意外と知らない、

自動車の

ヘッドレストの重要性！

座席シートの頭部に装置されている
ヘッドレスト。
運転の際に邪魔だなと

外してしまっている方

いらっしゃいませんか？

婦人警官記念日は、４月２７日。

お巡りさん・巡査の日は、６月１７日。

よろしくね～❤

今日は何の日　リンク先…

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今日は何の日・明日は何の日 | 雑学ネタ帳

最近の車に

当たり前の様に装置されている

ヘッドレストですが、
本当の役割、正しい使い方等
しっかりと理解し使用している方は
少ないかもしれません。

意外と大切なヘッドレストの
本当の役割、正しい位置や使い方等
重要ポイントを紹介します。

◆ヘッドレストの役割とは？

ヘッドレストには、
走行時に追突された時や衝突した際に
乗客の頭部や首を衝撃から保護し、
むちうち症を防いでくれるという
大切な役割があります。

事故に遭ったら、

医療機関での検査は義務ですが…

フロントヘッドレスト１例…

中級車以上だと、高さだけでなく、

手動で前後角度を変えて

むち打ちの衝撃を軽減する物も有る。

運転前に、角度をベストポジションに

調整しておこう…

スポーツシートのヘッドレスト１例…

高さ、角度調整できない一体型が主流。

新車時の純正シートなら車検対応だが、

メーカーオプション、市販含めて、

シートにより、車検非対応も有る。

（競技専用は、車検非対応が多い。）

もし事故に遭ってしまった場合、
ヘッドレストが装置されていないと
追突の衝撃をそのまま体が受けてしまい
危険が増し、

大ケガになってしまう恐れもあります。
頭や首の神経系の保護にも

なりますので、
最悪、後遺症から植物人間状態に…！

エアバッグの衝撃も加味されて、

頚椎損傷したり、

軽トラックだと、

リアガラスに頭を突っ込む事にも！

◆外すと違法？

クラシックカーや戦前製造車の様に、

工場出荷状態から

ヘッドレストが無い時代の旧車を除き、
ヘッドレストを外したままの

座席に乗車し、
走行中に事故が起きてしまった場合、
「道路運送車両の保安基準」の

道交法違反となり、
また、整備不良と見なされ
車検にも通りません。

違法ですよ！

★エンジン止めて駐車中や、

　荷物を乗せている場合は、

　基本的に違反になりません。

　人が乗車する座席は、

　必ず装着しなくてはなりません。

飲酒運転等の、関係ない検問でも、

整備不良車扱いの道交法違反で

検挙されたり…

任意保険・自賠責保険が下りなくなる
恐れも出てきます。

こちらが被害者となる事故でも、

整備不良車なので、

加害者への保険請求が満額受けられない

可能性が高くなります！

被害者なのに、医療費が割り勘って…？

どんな理由であれど、
可動式ヘッドレストは外さず
車両に常設している必要があります。

最近では、
リヤシートにもヘッドレストが
工場出荷状態から装着された車が、

ワゴン車、ミニバンや、
高級セダン以外にも多くなっています。

リアヘッドレスト１例…

中級車以上だと、リアでも高さや角度も

手動で変えられる車種等も有る。

２列目３列目リヤシートの場合に限り、

乗客を乗せず、荷室の延長として

フルフラットシートにする目的なら、

ヘッドレストは外したままの走行も

認められます。

ただし、車検時や

修理工場等からの要請があったなら、

リヤシートを起こして、

ヘッドレストを装着して下さい。

廃棄処分してしまった場合は、

新たに部品購入して装着確認するまで、

車検や修理が受けられない事も

あります。

◆正しい使い方

可動式ヘッドレストの使用において、
最も大切なのは高さの調整。
追突時にしっかり頭部を受け止められる
高さに設定する事が重要です。

頭を後ろに傾けて、ヘッドレストの
上部に乗り上げてしまう様だと
意味がありません。

頚椎損傷等により、

後遺症が残ってしまうかもしれません！

横から見て、ヘッドレストの中心が、

耳の高さになるのが基本的な調整です。

高さだけでなく、

前後調整ができる車もありますね。
自然なポジションで、
指２本から３本くらいのすき間が
良いでしょう。

あまり空き過ぎると、

ヘッドレスト付いてても、

後頭部を強く打ち付け、

後遺症が残る場合もあります…

…患者さん、

ナースに握られたからって

かなり不整脈ですよ！

心電図、つなぎましょ❤

確実に頭部を固定し、
支えてくれる高さに調整をしましょう。

ヘッドレストを

正しく使って安全走行を…

運転に疲れた時に、
頭を休めるための枕の様な装置だと
思っていた方も

多かったかもしれません。

（確かに日本語訳だと、

　頭の休息ですが…）

実は、

エアバッグやシートベルト同様に、

突然の事故から乗客を守るために

欠かせない重要な装置でした。

もし外してしまっていたという方は
すぐに装置し、既に装置されている方は
位置の見直しをオススメします。

サーキット等の施設でも、

整備不良車が発覚すれば、

返金無しに強制退場を求めれたり、

ショップイベントの走行会等も、

返金無しに参加できなくなる可能性が

高くなります。