ウインカーは、適正に… | 裕ちゃんが、言うよね~!

ウインカーは、適正に…


合図不履行違反、
覚えてますか?

ウインカー、
方向指示器や
方向指示灯と呼ばれます。


日本自動車連盟(JAF)が
2016年にインターネット上で実施した

アンケートで、

ウインカーを出さない車が

多いと「とても思う」と

回答した居住者が、

岡山県は53.2%(全国平均29.4%)に
上り、47都道府県でワーストだった
事を踏まえた。

「居住者」という事は、
出張や進学等、短期在住含む他県民が
岡山永住県民に対する評価でなく、
岡山永住県民が自己分析した
結論だろう。

日本全国平均の3割近くでも
困り者なのに、
岡山永住県民の過半数という結果は、
警察官でなくても呆れる…
警察官も経験者かぁ?



ウインカー出さずに曲がると、
何違反になるのですか?
逆の消し忘れの合図違反も含め、
罰金等はありますか?


道路交通法第53条「合図」に
規定されていますから、
いずれも、それに対する違反です。



「車両の運転者は、左折し、右折し、
転回し、徐行し、停止し、後退し、
又は同一方向に進行しながら進路を
変える時は、手、方向指示器、
又は灯火により合図をし、
かつ、これらの行為が終わるまで
当該合図を継続しなければならない」

☆☆☆☆☆

先に掲げた法文は
第53条第1項ですが、
第3項もあります。

「車両の運転者は、
第1項に規定する行為を終わった時は、
当該合図を止めなければ
ならないものとし、
また、
同項に規定する合図に係る行為を
しないのにかかわらず、
当該合図をしてはならない」

最初から合図を出さない場合は、
第1項に該当し、
消し忘れの場合は、
こちら第3項に該当します。

罰則については、
第120条第8項
「5万円以下の罰金」です。
自転車以外でも反則金でなく、罰金!
意外と高額だ…



特に、原付バイクは要注意ですね。
ウインカー出したのは良いが、
消し忘れ率… 結構多いです。
ヘルメットするから、
カチカチ音、聞こえてないです!
原付バイクや二輪車の
ウィンカースイッチは
スライドスイッチが多いため、
ハンドルのオートリターン機能で
自動的に戻らないためです。
旧年式の四輪車のハンドルも、
オートリターン機能が
備わってない場合も有ります。
現行の四輪車でも、
車線変更程度のハンドル操作等で
ハンドルを2分の1回転以上
回さないと、
ウィンカーレバーのオートリターンが
効かない事があります。


ただし
「反則行為に関する処理手続の特例」が
適用され、反則金を仮納付する事で
処理する事ができます。

合図不履行の場合と同じく、
普通車の場合で、
違反点数1点、反則金6000円。

罰金、反則金等については、
2012年現状のデータなので、
法改正で点数や金額が変更される
場合も有ります。
最新データについては、
警視庁サイトを確認して下さい。

反則金未納の場合は、
罰金扱いに格上げする事もあります。
罰金扱いとなった場合、
前科が付く場合も有ります。

警視庁 交通違反一覧表
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/torishimari/gyosei/seido/tensu.html 




周りに車やバイクが無くても、
歩行者への配慮もありますので、
必ず合図を適正に出しましょう。
ウインカーを出すタイミングは、
教習所で仕込まれたと思われます。

毎日のクセが、
警察の抜き打ちでバレますし、
遠出ドライブの時に、
他県の地元ドライバー達からも
ヒンシュクを買います…
あおり運転の加害者に見つかったら、
ターゲットにされる危険性もあります!

よく、高速道路上で渋滞時に、
最後尾の車がハザードを点滅させてる
場合もある。
教習所でも教えない裏ワザだが、
追突事故防止の観点からだと、
推奨すべきかも知れない…

いろいろなハザードランプの使い方と、
その意味とは?

ハザードランプは
「非常点滅表示灯」の事で、
本来は停車時や緊急時に
点灯するものですが、
実際はそれ以外の用途でも
ハザードランプが
使われているのを見た事ありますよね。

そこでハザードランプが
どんな場面で使われているのか、
まとめてみました!

◇渋滞最後尾だよの合図

前方に渋滞が発生している時に、
最後尾の車がハザードランプをつけて、
後続車が接近するまで知らせます。
後続車が後ろについたら、消灯します。
高速道路や、
お馴染みの渋滞スポットで、
特に見られます。
前走車の事故を発見し、
渋滞予測される場合にも見られますね…

後続車は早めに渋滞に気づき、
居眠り運転や
ながらスマホ運転等が無ければ
安全に速度を落とす事ができるので、
追突事故防止にもなっています。

警察や高速道路会社でも
裏ワザとして
使用を推奨していますので、
安全のために活用しましょう。

◇ここに駐車しますよの合図

バックで駐車する時に
ハザードランプを点灯させます。
リバースハザードとも言われ、
後続車に
どのスペースに駐車したいのかを
予告するために使われています。
年末年始のショッピングモール等、
駐車台数が多い所では
かなり嬉しい裏ワザですね。

何も点灯しないで、
いきなりバックされると、
驚いた後続車に
クラクション鳴らされますね。
駐車場出たら、
あおり運転に付きまとわれたりして…

◇ありがとうの挨拶

こちらはサンキューハザードとも
言われています。
合流等で道を譲ってもらった際に、
ハザードランプを1〜2回点滅させて
感謝の挨拶します。
★クラクションを代用する人もいます。
あまり回数を多く点滅させない様に!
たまたま故障して停車したいのかと
勘違いされます。
クラクションを代用する人は、
鳴らす時間が長かったり回数が多いと、
ケンカ等トラブルの元にもなりますね。
道交法違反にもなり得ます。
まだハザードの方が安心…

元々はドイツのトラック運転手の間で
行われていた習慣で、
それが日本で紹介され、
一般にも広まっていったのだそうです。

上記の使い方は、
教習所でも教えておらず、
いずれも義務や違反対象では
ありませんが、
マナーとして行われている事が
多い様です。

これは、2019年夏に起きた
常磐自動車道等での
あおり運転でのハザード点滅…
無理やり停車させる意味で、
しつこく威嚇してはなりません。

ハザードランプは、
安全運転や相手への配慮のためにも
使用されているんですね。

ハザードスイッチの位置は
車種により異なるので、
取扱説明書で取付位置を確認したい…
国産車のハザードスイッチの記号は
法令で決まっており、
メーカー問わず同じなので、
買い替えたりレンタカーでも
すぐ判るだろう…