花粉多量飛散のサイン… | 裕ちゃんが、言うよね~!

花粉多量飛散のサイン…


「花粉光環」?


花粉が沢山飛んでいるみたいな日には、
花粉光環(かふんこうかん)
見えるかもしれません。
★花粉を飛ばす植物は、
 『風媒花(ふうばいか)』ですよね…
 チョウやハチ等に
 花粉を付ける植物は、
 『虫媒花(ちゅうばいか)』です。
 小中学校で学んでますよ!

花粉が多く飛んでいるなら、
こんなにハッキリ色が見えるのは、
珍しいかもしれません…
小学校・理科でも、勉強するかな?


お洗濯物は良く乾きそうな
青空が広がっていますが、
屋外干し物を取り込む時には
サッと振りはらってからかな?
花粉症の方、お大事にね。


2017年3月3日(金)の関東は、
前日から一転して各地で青空が広がり、
気温も上昇してました。

木から飛ぶ花粉に加えて、
雨で地面に落ちた花粉が
舞い上がって、多くの花粉が
大気中に飛散している事で、
「花粉光環」という現象が
見られています。


色分けがハッキリすると、
花粉飛散が大量なのか?


花粉光環とは…?

「花粉光環(かふんこうかん)」は、
太陽の光が花粉の粒子の影響で
曲げられる事により発生します。
太陽の中心を、
遠方の電柱等の障害物で隠すと、
虹色の光の輪が、広がって見えます。
花粉の飛散が無ければ、
虹色になりません。
ビル屋上で隠しても、
半円で見える可能性があります。
ビル屋上の角なら、見やすいでしょう…

花粉ばかりでなく、黄砂による、
『黄砂光環(こうさこうかん)』等も
類似した現象です。

大気中の水分により発生する、
虹の現象と類似してるため、
太陽の周囲が虹色になります。

虹と違う点は、
『光源の周りにできる』現象という事。



要注意!

光源(光の中心)を、直視しない様に!

添付写真の様に、
一部を不透明な障害物で隠したり、
日食観測の装備が必要でしょう…
手や指で光源の中心を隠したり、
日の出直前の地平線上でも見えます。


花粉飛散は、
雨天後の晴れに
1日に2回あると云われ、
朝(6時から8時)と、
午後(14時から16時)ころに
多く飛散するそうです。
雨雪に変わると、飛ばないです。

スマートフォン等で撮影する場合も、
色付きの透明下敷き越しや、
サングラス越しに見る方が、
安全でしょう。

一般的な花粉光環は、
色がぼんやりかもしれませんが、
ちゃんと色分けして見えます…

こちらは、
花を撮影しようとして
花粉光環まで写ってしまった例…
スマホ等で画像加工しなくても、
自然現象として起こります。



つまり…
花粉の大量飛散のサインでもあります!




花粉症の方々は、
要注意のバロメーター!

虹の輪みたいでステキなんて
言ってられません…
これが見えたら、
花粉… 濃い目ですよ!

「言い過ぎ?」「良い杉?」…
んじゃ、ヒノキはよ? ブタクサはよ?

愛車やバイクも、
花粉による塗装面のダメージが心配…

『花粉光環』で検索すると、
他にもいろいろウンチクや画像が、
ヒットするでしょう…