駅で電車待ちする時… | 裕ちゃんが、言うよね~!

駅で電車待ちする時…


あなたは、
どこで待つ?


駅のホーム上に設置された、
『点字タイル』『点字パネル』

まさか、あなたは、
視覚障害者でも無いのに、
この上に立ちませんよね?


駅のホームやバス停等に
見られる、ハイブリッド点字パネル例。
点字となる側が線路や道路だ。


◆以前、こんな事故がありました…

視覚障害者がホームを歩きます。

電車待ちで、
点字パネルの上に立つ人がいたので、
声をかけたが、反応無い…

イヤホンマイク付けた
スマートフォン等で、
ゲームや音楽を聴いていて、
周囲の声が入らなかったのか?


2人目、3人目も同様だ…

方向感覚を失い、
視覚障害者の方がホームから転落…

かろうじてすぐに発見、救出され、
その数分後に電車が来たという!



近年は、転落事故防止のために
利用者の多い鉄道会社から、
ホームドアを設置する駅も
多くなって入るが、
まだ設置されてないホームで
下手すれば、人身事故…
我が命の危険をかえりみず、
救出に当たった、
勇気ある人も一緒にだ…

イヤホンしてた人達は、
知らぬ存ぜぬ、見て見ぬ振りか?
2、3人で罪のなすり合いかぁ?

一般的なホームドア例…
列車の停止位置が前後でズレると、
開かない連携システムだ。
『電車でGO』より難しいぞ…
停止位置がズレると、
車内アナウンスで「移動します」等
有ったりします…

スケルトンなホームドア例…

ドア乗り越え防止のために、
ハイリフトホームドアまで!

新幹線も、
ちゃんとホームドアあります。
在来線より、幅広く開くドア…


通勤通学ラッシュ時なら、
遅刻もあり得る!
列車遅延の原因が、
落ちた人が迷惑ではなく、
点字パネル上に立つ
健常者のあなたが
1番迷惑かも知れない!

点字パネル上に立つ人が
防犯カメラ等で判明すれば、
警察に連行されるだろう…
傷害致死罪も、あり得る!




確かに点字パネルの有る場所は、
『白線の内側』である。

だからといって、
視覚障害者用の点字パネルの上に
健常者が妨害して良いのだろうか?

点字パネルより線路側に
行かなければ、健常者でも便利?
点字パネル踏んでいれば、
健常者でも白線の内側だし、安全?


まず、
点字パネルは、
視覚障害者の優先道である。
視覚障害者が来たら、
健常者や、置いた荷物は、
速やかに移動する事。
人間や荷物等で妨害する権限は
健常者には無い…

次に、
イヤホンやヘッドホン等は、
周囲の音声が認識できる範囲に
しなくてはならない…
少なくとも、屋外では…
背後からひったくりが来ても、
迫りくる足音も聞こえないのは、
マヌケだねぇ…


逆の立場なら、
視覚障害者優先の気持ちが無く、
我が身の命が優先の、
周囲の健常者によって、
救出される事無く、
あなたは電車に
巻き込まれているだろう…


『白線の内側』であり、
「点字パネルの内側」で、
健常者は電車待ちしなくては
ならない。

最近の駅員アナウンスは、
「白線の内側」ではなく、
『黄色線の内側』
『点字パネルの内側』と、
変わってきています…
点字パネルの並びを、
線と解釈しており、
白線を無くす駅も多くなりました。

たった1歩…
健常者は点字パネルより1歩内側、
ホーム側に立つだけの事である。
悩むほど難しくは無いだろう。

歩道にある点字ブロックを
自動車等の車両(自転車含む)が
塞いでいる場合、
これは明らかに駐停車方法で
通行の妨げになっているので
道路交通法第47条の違反。
自転車も軽車両なので、
道交法が適応されますよ!

これは、これは、言語道断!
点字パネルをまたいでの駐車である。
緊急車両が公務中でなければ、
車、キズ付けても良いよね…

それと歩道上に無許可で置いてある
お店の看板等ですが、
道路交通法第76条の3には
こう書いてあります。

『何人も、交通の妨害となる様な
方法で物件をみだりに
道路に置いてはならない。』

たとえ許可されていても、
それによって危険が生じている場合は
許可を取り消され撤去を促されます。

お祭りでお馴染み、露店…
路上営業許可が出てるとは言え、
最低限、
点字パネルを塞いではいけない!
車道側に背を向けて露店を設営し、
点字パネル上を開ければ
良いかもしれない…
臨時の迂回用点字パネルを要求する前に
撤去命令、営業許可取消が
先に出るだろう…


では駅のホームや通路等
路上ではない場所の点字ブロックへ
看板類や資材を置いて
塞いだりしてあった
場合はどうなのか。

これは民法第717条
(土地の工作物等の
占有者及び所有者の責任)に
接触する可能性があります。

ゴミ集積場のゴミも対象です。
回収来るまで一時的だからと言わず、
点字パネル上は
常時開けなくてはなりません…

点字ブロック上に
健常者が立ち尽くしたり、
障害物を置く行為は危険です。

それによって視覚障害者が転倒し、
怪我をした場合、
電車の運行を妨げた場合等には、
法令で損害賠償請求をされる事が
あります。

目が見えない『恐怖』を…
四六時中『闇の生活』を、
味わってみると良い…
視覚障害者用のつえは無いから、
一般的なつえや折り畳みでない傘を
たよりに歩くと良い…
壁や階段等はつえや傘で感じ取り、
人や車、電車等は耳で感じ取る。

健常者が
1週間試せと言われても、
1日で断念するだろう…
自宅内で、
ちゃんとトイレに間に合うだろうか?

白杖(視覚障害者のつえ)や
点字パネルのありがたさが分かる…

自動車や二輪車の免許証取得の際に
障害者の注意事項等も学ぶが、
自転車の刑法が厳しくなった現在、
小学校や幼稚園レベルでも、
障害者に対する教育も必要だろう…


白杖の1例
夜間に安全な反射材付きも有る。
基本的には、視覚障害者用白杖は、
先端が赤くなっている。


白杖の先端(チップ)形状の例…
大きなチップは、常に地面を
なでる利用者に便利なタイプ。
小さいチップは、常に地面を
コツコツ叩く利用者に多いタイプ。


信号ある交差点等に見られる、
点字パネル例。


なお、
点字パネルにも
いくつかの種類が有る。

棒線だけのパネルは、
そちらの方向には
歩いて大丈夫という様な意味。
一般的な歩道に見られます。
左右に向いていれば、左右に歩ける…

点字だけになってるパネルは、
危険性有るので、一時停止。
交差点等で良く見られる…

冒頭の写真、
点字と棒線のハイブリッド!
駅のホーム等に良く見られる…


線路側(外側)は
点字なので、一時停止。
ホーム側(内側)は棒線なので、
そちらの方向には
歩いて大丈夫という意味です。

点字パネルを勝手に加工したり、
向きや設置場所を変えるのも、
犯罪でしょう。


これを知った上で、
下記イラストの様に、
健常者も目隠しして、
ゆっくり5回、回った後、
点字パネル上を歩いてみるのも良い。
白杖の代わりは、長い傘等でできる…



ホームの端から端までを
歩き切れたなら、
あなたは視覚障害者になっても、
生涯安心でしょうか…

途中、片足でも踏み外したアナタ…
お前は、もう死んでいる!



電車利用にも便利な、
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