SDカード規格、知ってる? | 裕ちゃんが、言うよね~!

SDカード規格、知ってる?


SDカードの規格を

決めたのは?



今や、携帯やスマホ以外にも、
デジカメのフィルムに代わる媒体、
車のレーダー探知機データ用等々、
何かと広まっている記憶媒体の
SDメモリーカード。

SDメモリーカードに始まり、
ミニSDになって、
現在の携帯やスマホの基本は、
さらにSIMカード(UIMカード)並みに
小さくなったマイクロSDですね。
ちなみに携帯端末において、
本体内の「RAM」、「ROM」を
『内部メモリー』『内部ストレージ』と
呼ぶのに対し、
SDカード類やUSBメモリー等は、
『外部メモリー』『外部ストレージ』と
区別されます。

元々SDカードが使えない仕様の
iPhone、iPadにおいては、
パソコン等も
外部ストレージの部類ですね…

iphone 15シリーズも、
SDカードスロット有りません…
SDカードリーダーライターが
必要です。



通常サイズのSDメモリーカードは、
現在はデジカメ専用サイズみたいに
なってます(笑)
★以前のデジタル式ガラケーでは、
 まだmicroSDカードが無く、
 通常サイズのSDカードや
 miniSDカードを
 外部記憶媒体に使ってました!


初期は256メガが主流で、
1ギガだと、かなり大容量でしたが、
今や64ギガ等当たり前…
512ギガ、1テラなんて出ていて
専用機器対応の高性能タイプまでと、

進化し続けています。
SDXCタイプが、
対応機器専用ですね。
専用機器以外では、
読み書き両方で使えません!
無理に使用すると、
データ破壊、データ抹消等起きます。

★2テラバイトまでは、
 SDXCですが、
 2テラバイト超えは、
 「SDUC」となるらしいです。
 128テラバイトまでだとか!
 日経PC21・2020年11月号参照…

日経PC21 リンク先…
https://info.nikkeibp.co.jp/media/PC21/


日経PC21は、
コンビニでも売ってます…



さて…

このSDメモリー、
世界基準がある訳ですが、
どこが決めたか知ってますか?

海外に一社、日本に二社あります!
詳細は、各社リンクに入って…

海外は、『サンディスク』
『サンディスク』リンク先…




日本は、『パナソニック』と
『東芝(キオクシア)』です。

『パナソニック』リンク先…
http://panasonic.jp/sd/line_up/





『キオクシア(旧東芝)』リンク先…




※リンク先は、
いずれもパソコン画面です。

この三社によって、
形等の世界基準が決められました。

アップルのiPhone等は、
外部メモリーの概念がありません。
よって世界基準の規格決定には、
アップルは入りません。
また、ソニーはSDメモリーとは
異なるメモリースティックを
先に独自に開発しました。
しかし、SDメモリーの
マーケティングに押され、
2009年以降の新スティックは
開発されていません。
メモリースティックは、
旧型ソニー以外では使えません。
現在販売中のメモリースティックは
旧携帯端末ユーザーのための
サポートです。
よってメモリースティックも、
世界基準とは外れています。
2010年以降は、ソニーでも
SDメモリーを販売し始め、
SDメモリー対応ソニー端末も
増えてきています。
ソニーにおいては、
ホームページから入るか、
『ソニーSDメモリー』
『ソニーメモリースティック』で
検索すると、分かります。


ただ悲しいのが、
パナソニックは一般的スマホ事業から
撤退しました。
2020年東京オリンピックで
専用通信機器を提供するためです。
ドコモショップ等のキャリア販売を

無くして、価格も1台が数十万円から
百万円近くするとのウワサです!

パナソニックのアプリも、
少しづつ縮小の方向に向かってます。
パナソニックアプリも、
ガラホ端末も、いずれ消えるでしょう…

もし仮にパナソニックが
デジカメ事業からも撤退したら、
SDメモリーの基本を
作ったメーカーとして、
社名が残るだけとなってしまい、
SDメモリーを使える新機種が
販売されなくなります…
SDメモリーを使用する本体の
製造・販売が打ち切られたら、
パナソニック製SDメモリー自体の
製造・販売も無くなるのでしょうか…?

東芝も、
モバイル部門を富士通に売却し、
事実上消滅してますね…
その富士通も、撤退のウワサも!

世界基準を作った日本のメーカーは、
すべてモバイル部門から撤退して、
海外のサンディスクのみとなりました。
★東芝メモリ株式会社は継続し、
 「キオクシア株式会社」と社名変更。
 キオクシア(KIOXIA)が目印です。

キオクシア株式会社 リンク先…
https://www.kioxia.com/ja-jp/top.html



防水性、耐ショック性、
耐磁気性、耐エックス線性等々、
グレード、商品により
さまざまですが、
携帯やスマホ、デジカメの
データ保存には上記三社を
基準に選びたいですね♪
販売価格に関わらず、
この三社なら安心です。
※耐性、保障等は、
取扱説明書を必ず読んでから
購入しましょう!
まずは、生産販売社の
取扱説明書が基本ですよね…

※耐磁気性とは?
磁気を発生する機器や
カード類の付近でも、
ある基準値の元でデータエラー等が
起こりにくいという耐性です。
完全に起こらない訳では
ありません!
最近よく見られる強力磁石の
ネオジウムマグネット付近では、
エラー起きるかも…要注意ですね。


※耐エックス線性とは?
空港や港の金属チェック機器等を
通過しても、データエラー等が
起こりにくいという耐性です。
完全に起こらない訳では
ありません!
海外向けの客船や貨物船を
レジャーや仕事で利用する方とか、
国内外やレジャー仕事問わず、
飛行機を利用する方は欲しい、
要チェック項目ですよね♪

次いで、上記三社以外にも
国産家電メーカーの表記が有れば、
次点的に、まあ良いでしょう…
上記三社の市場相場が分かれば、
おサイフとの相談もできますね。

エレコム株式会社 リンク先…
http://www.elecom.co.jp/ 



一番アヤシイのが、
機器に『付属品』で付いてるモノや、
メーカー名が無いモノ、
同じ用量なのに、市場相場と比べて
かなり安いモノ等!
一般的に『ノーブランド』と、
呼ばれてます。
SDメモリーカードに、
用量の表記が有るだけで、
『国産』とか表記が有っても、
重要なメーカー名が無いんです!
64ギガ以上の容量なのに、
メーカー表記が無く、
千円しない価格は、かなりアヤシイ…
(2020年調べ)

あくまで『試供品』なので、
データエラー等の保障はありません。
『ノーブランド品』なら、
メーカー名が無いので、
生産社を相手取る訴訟も
起こせませんよね(笑)
とりあえず買ってすぐに使いたい、
試したいためのモノなので、
安心しきって大切な画像や、
電話帳等を入れっぱなしにするのは
避けたいですね。



本腰入れて使うならば、
メーカー品のSDメモリーも、
機器購入と同時購入が、
かなり賢いんです♪
同時購入する場合、
機器に適合するかは、
カタログ等を調べたり、
販売員と相談して下さい。
やみくもに大容量を買ったが、
機器に使えないとなれば、
1度通電してしまったら、
返品が利かない場合が多いです…
※外観は同じである、
SDXCタイプが、要注意なんです!
ノーブランド品より、扱いは注意。



↑ SDXCの1例。

2019年モデル以前の全端末で、
マルチに使いたいなら、
SDHCタイプを買いましょう♪

SDタイプも低価格で、
マルチに使えますが、
読み書き速度や記憶容量が、
昨今の高性能端末では、
ウザいくらい低いです。
今の時代は、SDHCでしょう…
予算あるなら、
SDXCがイチオシ!
最新スマホにも対応します…

試供品SDのクレームは、
販売店はもちろん、
機器メーカーも受けません…
取扱説明書に必ず、
『試供品なので』と明記してます。
消費者生活センター等でも、
クレーム対象外のハズです。

さらに付け加えるなら…

同じSDメモリーを2枚以上
あると、保険が効きますね♪
保障では無いです…

万一、1枚目のSDメモリーが
エラーしたり、物理的に破損した場合
データ復旧が出来ません。

パソコンヲタクならやってる、
外部記憶媒体の2種持ちです。

フロッピー時代の古典パソコンを
知ってる方々なら、
フロッピー2枚目持ちは当たり前。
予備を持っておくのです。

何も2枚目も高級品である必要性は
ありません。
日常使用品は高級品にして、
予備は用量は同じでも、
メーカー品の中でも安いモノにすれば
高額になりません。

毎月1回以上、
日常データを予備にコピーする
習慣をつければ、かなり安心です♪

日常使用品が使用不能になったら、
同等の高級品購入までの期間を、
予備に任せれば良いのです♪

いくらなんでも、
予備にノーブランド品っていうのも
信頼性がありません!
何回もバックアップを繰り返す内に、
ノーブランドの方で
データエラーが起きる可能性が高い!
読み込んだ時に、文字化けや
画像ノイズ、ドット落ち等が
入ったり…
ウイルス入ったら、
修復出来ません!

少なくても、
対応SDメモリーリスト等で調べて、
予算と上手く相談しましょう。

2017年7月頃より、
今までは不可能だった
SDXCタイプmicroSDカードの
予備コピーが、ドコモショップ等の
コピー機で可能となりました!
SDXCでも、予備が作れます。
物理的に壊してしまったり、
紛失した場合でも、安心ですね…

2019年夏モデルからは、
スマホ要注意!

2019年夏モデルの
ハイスペック端末より、
使えるmicroSDカード規格は
随時SDXCのみとなりそうで、
過去のSD規格はもちろん
SDHC規格も両方使えなくなる模様…
(ドコモショップ調べ)

ワンセグさえ付いてない
ミドルスペックスマホは
SDHC対応が一部残っているが、
数年後にはミドルスペックでも
SDXC専用となるかもしれませんね…

ドコモ総合カタログでも、
使用できるSDカードについては、
『外部メモリ最大対応容量』と表記して
NMカードであるファーウェイ以外は
SDXCしか載せてません。

今後はSDやSDHC非対応として、
SDXC一本化するための
機種変更トラブル回避策かと
思われます…

なにも、
一度にふたつも
消しにかかるとは!
SD規格だけ非対応にして、
SDHC、SDXCの両方は
活かすのが、順序では?


SD規格やSDHC規格の
microSDカードを持っている方で、
最新機種を考えているユーザーは、
データコピー機で
SDXCに移行しよう!
電話帳くらい、microSDカードで
移せるでしょとタカをくくったら、
SDHCは非対応となる
危険性があります。
もちろん画像やスケジュールデータ等も
先にSDXCにコピーしないとです。
状況次第では、
データコピー機は
上書き保存しかできず、
数枚のmicroSDメモリーデータを
追加保存できない。
上書き保存と追加保存の違いは、
重要なので検索してみよう。
意味を知らないと、
最後に保存したデータ以外、
すべて消えてしまう!

パソコン所有者以外だと、
SDHC対応端末で、
細かくコピーしないとダメかも?
最悪、デジカメとの写真共有や、
microSDカード対応オーディオからの
音源共有等も怪しくなる…



では、ノーブランド品の
賢い使い方は?

デジカメ画像等をむ
知人にあげる場合。
※この場合、
検索エンジン等からコピーした画像は、
著作権等に触れる事も有り得ます。
旅行や同窓会等、お互いに
分かってる写真だけにしましょう!

使わなくなった機器等に添付して
売買・譲渡する場合。
※レーダー探知機なら、
更新情報が入ってる方が有利ですが、
携帯やスマホ等の端末や、
デジカメの場合は、
添付するSDメモリーのデータも
削除しましょう!
個人情報まで譲渡してしまいます。
デジカメに写ってる知人等の人物も、
個人情報にあたります。
GPS対応端末なら、
撮影場所もデータ化されてる事もあり
自宅で撮影した場合、
自宅住所まで漏らしてしまいます!

万一消えてしまっても良い
データ保管や機器に使う場合等が
有効ですね♪

他人に譲渡するSDメモリーに、
高級品はもったいないでしょ…
ましてや、上記世界基準の
三社ブランドなら
かなりもったいないんです♪
現在の主流は、最低でも2ギガ。
以前の機種で使用していた、
上記三社ブランドの、
2ギガ未満のSDメモリーは、
電話帳以外は入れないとかで
専属使用にすると良いかも…
32ギガ未満のmicroSDカードは、
現在の端末では
本体非対応の可能性もありますので、
SDカードリーダーライター専用で
使いましょう。
★USBホスト対応端末でないと、
 リーダーライターも使えない危険性が
 出てきます。

新品SDメモリーカードを
購入したら、
まず『フォーマット』を
してから
データを入れましょう。

『フォーマット』、
『SDメモリー初期化』等
端末の取扱説明書を参照。

Android端末ならば、
機種変更でメーカーを変えたり
以前と違うメーカーの端末を
予備に持っても
端末メーカーごとに
フォーマットは不要です。
スマホでもタブレットでも、
Android共通フォーマットですので、
使い回しできます。
新規購入時や、
読み書きエラーが多くなったら、
フォーマットしましょう…

データ入ってるSDメモリーに
『フォーマット』や
『SDメモリー初期化』等を行うと、
すべてのデータが削除されますので、
データ入れる前に…

全データが不要になって、
全削除したい場合も、フォーマットや
SDメモリー初期化で簡単削除♪