愛車のドアが、バリバリ… | 裕ちゃんが、言うよね~!

愛車のドアが、バリバリ…


降雪、洗車した次の日に

クルマ開けたら、

ドアゴム切れた!



冬季に

こんなトラブル、有りませんか?


『降雪・降雨注意報』等はもちろん、
『凍結注意報』等も聞いたら
要注意…!



車のドアやトランク等を、
冬季に開けようとすると、
ドアゴム、パッキン類が凍り付き、
開けにくくなります。
冬季を過ぎても、
季節外れの降雪・積雪が有ったら、
夜間や翌朝が要注意ですよね…

無理に開けようとすると、
ゴムがちぎれて、
防水性が無くなり、
雨漏りを起こしたり、
走行中の風切り音が車内に入って、
高速ほど車内がウルサクなる事も!
※現代の国産車は、
ドアゴムとは言っても、
実際は発泡ウレタンみたいな
シーリングパッキン素材。
本来のラバーゴムよりは軽いので、
燃費にも貢献しています♪

本来のラバーゴムと比べて、
油分が少ないため、
水分を弾きにくく、
空気の層に水分が入ると、
凍りやすくなります。

新車時より、経年劣化で
さらに油分が抜けて、
水はじきが悪くなる事で、
凍り付きやすくなりますね…

もちろん、本来のラバーゴムよりは、
ちぎれ易いんです!
ラバーゴムと違い
接着剤では治りません。
そっくり部品交換しかありません。


…この様に、剥がれてしまう事も!

バリバリになって、
貼り付いてしまったら?

ドアやトランク等のフチに沿って、
ぬるま湯をかけましょう。
ゆっくり開けてみて、
まだ貼り付いてる様なら、
また閉めてから、お湯をかけます。
閉めてからでないと、
車内やトランクが水浸しに…!

速く解氷したいからと、
熱湯ブッかけは、ダメダメですよ。
フロントガラスに比べて
強化ガラスでは無いサイドガラスに
付着した熱湯で、急激な温度差により、
ガラスが割れる事も有るそうです!

貼り付きが無くなるまで、
あせらず繰り返します!
遅刻なんて考えてられません…

こうなる前の対処法は?

クルマなら、
ダッシュボード等に塗る
液体保護ワックス
(○レポ○メイトや、
アー○○ール等々)を、
前もってドアやトランク等の
ゴムパッキン全体に
スポンジやティッシュに含ませ、
塗っておきます♪
水分を弾くので、
凍り付きにくくなるのです♪

つや出しタイプ、
つや消しタイプが有りますが、
どちらでもOKです♪
乾くと、透明になります…
つや消しタイプなら、
ダッシュボードにも塗ってOK!
フロントガラスに反射して、
運転しづらくなりません。


万能つや出し剤のツートップ!
革製ソファ等々、家庭内にもOK♪
滑りやすいので
床面はオススメしません。
タイヤもOKですが、側面のみで!


タイヤに塗るムースでは?

タイヤムース等のスプレーは、
ゴムの紫外線劣化防止も有りますが、
汚れ落としがメインなので、
逆にドアゴム、パッキン類を痛めます!
タイヤの汚れ落としスプレー等は、
ドアゴムの凍結防止に
代用しないで下さい…
つや出しのみのタイヤワックスなら、
ドアゴムにも、代用できます。
スプレータイプが多いので、
必ずティッシュ等に染み込ませて、
塗り延ばして下さい。
直接スプレーして
ガラス窓に付着すると、
ギラギラ油膜の原因となり、危険です!



ドアだけでなく、
トランクやリヤハッチ等にも、
シーリングゴムパッキンが有れば、
とにかく塗りましょう!

以前よりは、
バリバリに凍り付く事が
少なくなりますよ♪

ゴムとは言え、
ワイパーゴムはNG!

『モリワイパー』等の
ワイパーゴム専用ケミカル以外は、
油膜がギラついて、
視界が見にくくなります。
かえって、危険極まりない!


冬季の雨雪が多ければ、1週間毎に。
少なければ、2週間毎に
ドアゴムのメンテナンスしたいですね。

洗車後にもメンテナンスしましょう!
車内清掃中はドアを開けるので、
ドアゴムワックスの乾燥に良いです。

家屋のドアゴム等にも、
応用効きます♪
家屋の場合に限り、
フローリング床用液体ワックスでも
代用出来ます。
家屋なら潤滑グリスでも良いですが、
衣服に付いたら落ちにくいです…

季節が暖かくなったら、
次の秋冬シーズンまでは
施工不要でしょう…

西日本太平洋側や関東南部だと、
3月中旬まで施工でしょう…
日本海側や北日本、北海道だと、
4月から5月上旬までは
凍結防止施工対策です。

気象警報・注意報の種類 リンク先…


気象庁・総合地図 リンク先…
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/34.525/137.021/&elem=dry&contents=warning 




こんなトラブルも?

積雪地を走ると、
フェンダー内側に雪が詰まる事も
あります。

この雪も、油断大敵!

柔らかい内は良いのですが、
少し溶けて氷状に固まると
クルマを壊す事もあるそうです!

氷に乗ったタイヤが
路面とのグリップを失い、
スピンしたり、
跳ね上げた氷がサスペンションを
傷める まれなトラブルも…

自走できなくなる事もあります!

車載工具等で雪や氷を落としましょう。