アチィーッ!…余談1 | 裕ちゃんが、言うよね~!

アチィーッ!…余談1


『アチィーッ!』からの続き…


ちなみに…


先ほどのブログの方で、
発汗量が減ったり
オシッコの回数や量が減ったりは、
危険性も疑えますと書きましたが、
危険性が少ない例もあります。


人間を貯水タンクに見立て、
体内の水分保有量を100とします。

健康時の発汗やオシッコとして、
普段の排水量が50とします。

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※あくまで『仮想』ですので(笑)

男女問わず人間は体重の7割、8割、

高齢者では体重の5割が、

水分と言われ、
現実的には、半分も水分失ったら、
極めて重度の脱水症状です。

生命維持装置に囲まれての、

集中治療室クラスですよ!

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炎天下の行動で、
いつもにない汗だくになりました。
しかし、トイレの回数が少ないです…
さて、病気になりましたか?

いえいえ、違います。

体内の水分保有量が100として、
汗だくになって70出たとします。

いつものトイレなら50ですが、
70出たので、30しかありません。

汗だくになった時に、
トイレ回数や量が少ないのは、
正常です!

この場合、オシッコの色は、

いつもより濃いハズです(笑)




逆に、コーヒーやお茶、ビール等を
飲んだので、トイレの回数や量が
増えました。
炎天下に出ても、発汗量が少ないです…

この例でも、
トイレで70出たとすれば、
発汗量は30しかありません。

この場合でも、正常です!

しかし…

体内の水分保有量が

100しか無いのに、

発汗やトイレで排水量を超えた場合…
これを脱水症状と言います。

必要以上に水分が出ていきます。
体内の調整機能が
トラブルを起こしてる事になります。

水分補給もせずに、
2回以上、継続的なら、
排水量を超えてる場合が考えられます。

有無を言わさず、

救急車を呼びましょう!




正常に戻れば、
様子見ても良いでしょう。

保有量を維持する事…
体内保水量の維持…

それが、世間一般で言われる、
水分補給なんです♪

では、がぶ飲みした場合は?

保有量を100として、
保有量を超えた場合ですね。
水分補給で110以上に
あふれた感じです。

体内のタンクから
オーバーフローします。

汗になったり、トイレが近くなったり…

これは、血液が必要以上に
薄くなるのを防ぐ作用です。
基本的に病気ではありません。
酸素を運ぶ赤血球の濃度が
薄くなると、身体中に酸素を
必要量運べないため、弊害が出ます。
塩分の血中濃度等が薄くなっても、
やはり身体に弊害が出ます。

しかし、悲しい事に、
発汗等で水分を出す時に、
塩分を必要量、体内に残す事が
できません…
いくらか塩分も体外に出てしまいます。

消化吸収能力は遅いので、
あまり極度のがぶ飲みだと、
水分を体内に溜め込む前に
お腹を下したりもしますね。

水分の吸収能力を超えたがぶ飲みで
下痢でお腹を下したりすれば、
水分、塩分の他にも、
必須ミネラルまで出てしまい
栄養失調までに至ります。
余計に体力は落ちますね…
外部の細菌等をやっつける、
抗菌能力も低下する訳です。

水分の調整機能は有るのに、
塩分等の調整機能は無いみたいです。
塩分の調整機能は無いために、
補給しない限り薄いままで、
身体に害をもたらします。
同様に、多量の塩分補給をすると
発汗やオシッコ以外で排出出来ず、
やはり身体に害をもたらします。

そして、必要以上に塩分も出るので、
また塩分も補給しなくてはなりません。
ある意味、面倒くさいんです(笑)

がぶ飲みは、
冷やした飲料でなくても
好ましく有りません!



…余談2に続く…