キツイ、汚い、臭い。そして最近最も話題になっているのが「低待遇」です。
介護職では平均年収300万円前後が当たり前。施設長レベルでも500万円超えるのがやっとのところが多いと聞きます。
そんな状態のために、福祉の仕事では「男の寿退職」というものが存在します。
結婚をする(したい)けど、現在の収入では家族を養っていけないから、職を変えるわけです。
また結婚がきっかけではないにしても、待遇を不満として離職する人たちも多い業界です。
そのような状態のため、福祉の職場の人材定着率は非常に低いといわれています。
福祉の仕事は好きだけど、職を変えざるを得ないという方々が多いのです。
前置きが長くなりました。
今回ご紹介する『夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術』はそんな福祉職場で働く人たちにぜひ読んでいただきたい本です。
夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術/花輪 陽子

¥1,365
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今の時代、福祉業界のみならず年収600万円の男性を探すのは困難です。でも夫婦ふたりで600万円なら決して難しい数字では有りません。先述の福祉職場の平均年収300万円でも夫婦ふたりなら600
万円ですから。
この本の中には「夫に風呂、メシと言わせない」とあります。夫婦で働き続けるためには夫も家事や育児をすることは不可欠です。
福祉職場に勤めながら「年収600万円の男」を見つけるのと、「風呂メシ言わない男」を見つけるのとどちらが簡単か。私は後者だと思います。私の経験上、福祉職場の男性は家事にも協力的な人が多いですし。
そして夫婦ふたりで収入を得ることの最大のメリットは、「嫌になったらいつでも辞めてもいいよ」と言ってあげられることです。
ストレスや体調不良で仕事を一時的に休みたくなっても、どちらか一人の収入に依存している生活だと無理をしてでも頑張り続けるしかありません。
「いつでも休むことができるんだ」という安心感は計り知れません。
本当は福祉の仕事を続けたいのに、給料が低いがゆえにやめざるを得ない。
そんな理由で大切な人材が流出していくのは止めなくてはいけません。
「夫婦ふたりで600万円」というのは今の福祉の大きな問題を解決するための解の一つかもしれません。