[読書][福祉]  アードマン・B・パルモア「エイジズム」 | 地域包括で働く社会福祉士のBlog

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福祉の現場のこと、介護のこと、読んだ本のことや子育て奮闘記など日々の気づきの記録です。

高齢者虐待に関する本を読んでいるとよく出てくる言葉に「エイジズム」という言葉があります。
恥ずかしながら私は今の職場に着くまでこの言葉の存在すら知りませんでした。
そこでさくっとこの本を読んでお勉強です。

エイジズム (明石ライブラリー)/アードマン・B. パルモア

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目次
第1部 概念(序論および基本的定義・エイジズムの諸形態・年齢の意味)
第2部 原因と結果(エイジズムの個人的原因・社会的影響・文化的原因・結果)
第3部 制度的パターン(経済・政府・家族住宅とヘルスケア)
第4部 エイジズムの解消に向けて(人間を変える・構造を変える・改革のための戦略・未来)


エイジズムとは簡単に言ってしまえば、年齢による差別のこと。特に高齢者に対する差別のことです。
私たちは当たり前のように若々しくありたいとか、年はとりたくないと考えますが、これは老いに対して否定的感情を抱いているから。そしてこの否定的感情が様々な面で高齢者への差別・偏見を生みだすことになります。その差別・偏見が極端になれば虐待などを生みだします。

とは言っても、私も老いに対する否定的な感情を完全に捨てることはできないかなと思います。ただエイジズムという事実があり、自分もその考え方に捉われているのだということを自覚しているだけでも、だいぶましなのではないかと。

そういえば10代のころは20代になることに、20代のころは30代になることに否定的だった気がします。でも実際になってみればどちらも悪くない。体力はおちてきたけど、その年代その年代で楽しいこともありますし。きっとこれから先もそうなんでしょうね。