「人を動かす」D・カーネギー(著) | 地域包括で働く社会福祉士のBlog

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人を動かす 新装版/デール カーネギー


もうなにもいうことはないでしょう。

ビジネス書界の名著中の名著です。

最近ビジネスパーソンがおすすめビジネス書を紹介するような本や記事が多いですが、

たいがいこの本は紹介されてますね。


いまさら私が紹介する必要もないのですが、

そもそもこの紹介は私自身がインプットした内容をアウトプットしていくためのものなので

(勝間和代氏に影響をうけました)、駄文ではありますが、感じたことを紹介します。



はじめにビジネス書と書きましたが、この本はなにもビジネスに関することだけじゃないです。

人間関係に必要なこと、意識したほうがいいことなどを

「人を動かす」「人に好かれる」「人を説得する」「人を変える」「幸福な家庭をつくる」という

テーマに沿ってそれぞれいくつかの原則をあげています。


たとえば・・・

「人に好かれる」ための6原則は

 1 誠実な関心を寄せる

 2 笑顔を忘れない

 3 名前を覚える

 4 聞き手にまわる

 5 関心のありかを見ぬく

 6 心からほめる        です。


どれもあらためて言われなくてもなぁ、と思うようなものですが、

実際に自分ができているか考えてみると・・・できていないです(笑)

特に「名前を覚える」と「聞き手にまわる」の2点は私が最も苦手とする2つです。


名前に関しては一度聞いた名前、まず覚えられません。

心のなかで覚えようと何度も繰り返すのに覚えられないんです。

いままで記憶力のせいだと思っていましたが、きっとこれはその人に関心が無いからなんでしょうね。

もともと私は他人に対する関心が、薄いと自分でも感じていましたし

妻をはじめいろいろな方から指摘されたことがあります。


べつに自分が大好きというわけではなく(キライではないですよ)、

自分以外の人を考えるときに、まず相手を考えるのではなく

「自分にとってどういう人か」という視点で見ているような気がします。

こういうのって薄い付き合いだとバレないですけど、

付き合いが深くなるとバレます。

私の最も悪い欠点だと自覚しています。


さて、話が脱線しましたが、

この本で説明されている他の原則もだいたい同じ前提があると感じました。

それは、「自分は重要な存在であるということを相手に感じさせてあげること」です。

「人をほめる」「顔をつぶさない」「同情を持つ」「思いつかせる」「長所をみとめる」・・・

どれもそうではないでしょうか。


私は福祉が専門なので、「マズローの欲求5段階説」というものを学んだことがあります。

それによると人間の欲求は5段階にわかれるとのこと。

 1段階目は「生理的欲求」

 2段階目は「安全の欲求」

 3段階目は「親和の欲求」

 4段階目は「自我の欲求」

 5段階目は「自己実現の欲求」 です。


さきほどあげた、「自分は重要な存在であるということを相手に感じさせてあげること」は

4段回目「自我の欲求」を中心として3段階目、5段階目にも関わってくるものであると思います。


人はだれでも大切な人であると思われたい、自分自身そう感じているはずなのに

なかなか他人に対してはできないんですよね。

この「人を動かす」ではそういったことを一つ一つ例をあげながら丁寧に説明しています。

私自身読んでみて、人への接し方を猛省し、改めようと感じました。

みなさんも一度読んでみてはいかがでしょうか。


わたしもこの本は定期的に読み直してみたいと思います。

私の人生にとって大切な一冊になりそうです。