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クリムト絵画特集を開始しました

こんにちは。
現在色々な特集ページをせっせと作っているのですが、
第一弾として、クリムト絵画特集を組みました。

今年はグスタフクリムトの生誕150周年記念ということで、
注目が集まっているクリムトにあやかろうという作戦です。

私の感覚として、クリムトは一般の人にはそこまで知名度が高くなく、
その魅力に気づいている人はあまり多くありません。

ゴッホやフェルメールは美の巨人をはじめテレビでで取り上げられたり、
頻繁に展覧会が開かれているせいか、知名度は抜群です。

モネやルノワールなどの印象派の巨匠たちも日本では人気で、
油絵=印象派の絵画という感覚をお持ちの方が多い気がします。

そんな中、グスタフ･クリムトは印象派より後の画家で、
1900年代を生きた人です。

生まれも活躍した場所もオーストリアのウィーンでした。
若くして独立したクリムトでしたが、当初から仕事に事欠くことはなく、
名声はすぐに高まりました。

それからウィーン分離派という伝統的な美術的価値観からの分離を図る
団体の会長を務めることになります。

クリムトの画風は印象派よりももう少し抽象化され、
写実性は薄まります。

また、クリムトの大きな特徴はなんといっても金色を多用した
豪華な色使いでしょう。

描いたテーマも接吻や抱擁に代表されるように、
男女の性愛にまつわるものも多く、官能的な絵画となっているのも
大きな魅力です。

現在の芸術では当たり前ですが、
当時のオーストリアで性やキスについての絵画を描くということは
相当なタブーだったそうです。

印象派は当時の美術会に受け入れられるまでに様々な批判を招きましたが、
クリムトが発表した接吻はなんと一般大衆に大人気を博し、
国家が買い上げるほどだったというから驚きです。

当時から地位と名声と財産を持ち合わせていたクリムトは、
生涯未婚を貫きながらも様々な女性と関係を持ち、
血の繋がった子供は10人以上いたそうです。

それだけの人数を養えたほど（養っていたかはわかりませんが。。）の
財力といったら相当なものですよね。

フェルメールほどではないにしろ、
寡作で作品数が200点ほどとあまり多くないため、
クリムト作品はかなりの高額で取引されています。

SEAartsではクリムト作品を30点ほど紹介しています。
期間限定の特別割引も実施中ですので、
是非のぞいてみてください。

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