インターネットビジネスの進め方 -3ページ目

システム化プランの考え方

ビジネスプランを書くときに留意したいのがシステム化プランです。

よくビジネスの人(いわゆるスーツ族)が事業計画書を書く際に抜けてしまうのがこの部分です。
本来であれば自分たちが作るものを理解した上で必要なPVなどからハードウェア要件を洗い出し、ビジネスプランに合わせた開発計画を立てるべきです。

ですのでWEBプロデューサーを目指す方はその点を是非留意してください。

では具体的にどう進めるべきかをご説明いたします。

1.投資規模を決める

やはりここからです。何十億もじゃぶじゃぶとWEBに使える会社はもはやないでしょう。
どれくらいの投資でどういうリターンを得たいのか、ここは事業側と開発側がしっかりと目線を合わし、本音でぶつかり合うところです。例えばECサイトを作るとしても100万円で作るのか、10億円で作るのかそれにより随分と開発戦略が変わってきます。

2.何を実現したいのかを決める

本来であれば1の投資規模よりこちらが先に来るべきでしょう。しかし時は2008年。自分の足元をみて堅実に進むことが重要です。ビジネスプランを作成し投資が決まった次に要件定義に入るのが定石ですが、もしあなたがWEBプロデューサーであるのならば頭の中のイメージを絵に落とし、サイトの概要が素人でも分かるようにすべきでしょう。しっかりとビジネスの人間と方向性を合わせます。

3.工数を見積もる

機能リストから大まかな工数を見積もります。これには機能リスト一覧をビジネスロジック毎に出すなどある程度の経験が必要となります。詳細は機能リストの書き方にてご説明いたします。

4.想定トラフィック量を見積もる

最後に投資金額を決めるためにビジネス側とトラフックの相談をします。そのビジネスがマネタイズするまでにどれだけのトラフィックが必要なのかから逆算して数字を出します。Eコマースの場合平均トランザクション数に対して設備余裕は5-10倍位が望ましいです。ピークタイムに落ちてもいいのであればそういう判断も可能ですが、余裕をもった設備投資もできないビジネスであればビジネスモデルそのものを見直した方がいいと思われます。

5.ハードウェア、回線を決める

ここまできてようやくどのようなハードウェアと回線が必要かが分かるはずです。インフラ担当の人間と話し合って初期購入、契約項目を洗い出し、見積もりを提出しましょう。ここまでくれば以後大きく投資金額がぶれることはありません。下記二点を除いては・・・。

投資金額がぶれる時

1.ソフトウェア - 開発が間に合わない、工数不足、低品質
後から要件が追加になったり、そもそも見積もりが間違っていた場合、または開発は間に合ったが品質が悪い場合、大変正直なところ途中から作り直しもあり得ます。したがって投資金額も普通に倍以上になる可能性があります。この部分はプロジェクト成功への取り組み方にてご説明いたします。






2.リリース後 - 客が来ない場合
そもそもの事業計画がかなりポジティブ案で、サービスイン後全くユーザーが訪れない場合、減価償却負担が重くのしかかります。それに気づいてから投資を縮小しようとしてももう手遅れです。数年続ける資金があるとしても減価償却が重く低空飛行を続けます。当然回収すべき元手がないわけですから、ランニング時に投資が増大します。

いずれのケースもしっかりとWEBプロデューサーとビジネスが話す、もしくは同一人が指揮をとることにより解決できます。
さぁいよいよ次は実開発作業です。