心が弾む
嬉しさ、楽しさ、興味、、、
そのどれなのだろう
もしくはそのどれでもないのかも知れない
あぁ、久々の感覚だ
異性と話すことは多々あっても、そのほとんどには大きな意味はなく
異性だろうが同性だろうが変わらない。友人としてのやりとりだ。
でも彼の通知に「心が弾む」
そんな気がしたのは、よく覚えている
ときおりメッセージを返しながら
今日という1日をどう過ごすか…まずは散歩と思っていたけれど、衣替えを先にしようか…
音楽をかけながら、とりあえず身支度をしていく。
「今日は何をするの?」
彼からのメッセージ。どう返そうか
何をすると聞かれると悩んでしまって、返事を返さないまま身支度を終えた。
結局、悩んでも仕方ない.この人には関係ないことだし。という結論に至り
「衣替えでもしようかなぁ」
「えらいね。最近寒くなってきたもんね」
これが恋愛漫画なら
この後、会うことに誘われたりするんだろう
何する?これする?なら一緒に…なんて。
だがしかし。この物語はフィクションでありノンフィクション
そんなことは起こらず、
ただ、2人のメッセージだけはポツポツと続くのだった。