カーテン屋おおいしの日記 -84ページ目

ネットでオーダーカーテンって?

なんだかモヤモヤ、ずっと違和感。
カーテンの専門店が、随分少なくなってしまったでしょう?

むかしと違って、情報はネットで入手できて
種類も豊富。

でもね・ネットでオーダーカーテンって・・・言葉が
なんか違うんじゃないかなぁ。

例えば・・・

いまやってるお客様
長年使ってたカーテンがベルベット。
家具はイギリスアンティーク。



そんなヒントをいただいて、
では、こちらとか、こちらはいかがでしょう

・・・そういいながら、見本帳をご覧になっていただいて。
伝統的なベルベットから、現代的でモダンまで。
(色々あるので、どのあたりがお好みかしら。)

あら良いわね、これ素敵だわ。
(なるほど!どっしりした昔ながらの・ではなくトレンド感のあるものもOK!)

レースはそうね、透け感があるものを。
(良かった。機能優先じゃない)

イギリスアンティークの家具にベルベット・・・

でしたら、こちらを合せても素敵ですよ。

寝室はブルーグレイ系にしようと思って。

ああ!綺麗ですね、今手に取られたレースのサンプル、とても素敵です。

正直、遮光となると、ぐっと選択肢が狭くなってきますが、それでも、
そのレースにあう遮光ドレープに、心当たりがあるので、
いくつかご用意させていただきます。

こんどのお住まいは、駅に近い新築マンションなんですね。
一軒家からのお引越しは、それはそれは大変でしょう。
そうですね・・・断捨離のチャンスではありますね。

窓の上には、大きな梁があるから
今度は上飾りは付けられないわね、きっと。


いえいえ。
現場をみさせていただいた上でのお返事になりますが
方法はあると思います。
過去にはそうしたケースもありました、確かその時の
施工写真があったと思うので捜しておきますね。
全体的なバランスをみて、ご提案差し上げますね。



とまあ、こんな感じで、初回のお打合せが終了。
ヒントをもとに、サンプルを取り寄せて、参考になりそうな写真を用意。
図面から、概算でお見積りを作製。




(次回お打合せの為に、用意したサンプルと、過去にやった施工写真)


そうか。
ネットでオーダーって一方通行なんだ。
自分で決めて、自分で頼む、自己完結型なんだ。

ワタシがずっとやってきた(リアルな)オーダーカーテンの現場では、
「これって、あいますかね?」「おかしくないですか?」「どれがいいと思います?」

みんな、客観的なアドバイスを求めていた。
漠然としてて・よくわからなかった、自分が本当は好きだったテイストを、スタイルを、カーテンを
自分だけでは気づけなかった、我が家の魅力を引き出してほしいと、みんな願ってた。

そこに携われることこそが、カーテン屋の本懐だった。

30年近く仕事をしてきて、たくさん、失敗してきた。
それはそれは、たくさん。

それがあるから、アドバイスができる。
転ばぬ先の杖、こうしたら、こうなりますよ、と言える。
こうした方が、綺麗ですと言える。

知識と経験ってなんだろう。
システムに置き換えられるもの?

この生地すごく素敵なのに写真写りが悪すぎる、
ああもう、この風合いが写真に撮れたら!そんな生地がたくさんある。
反対に、たいしたことないのに、写真でみるといいんだよね〜もある。

それ知ってるから、余計なおせっかいだって出来るんだ。
そこにお金かけるなら、こっちの方がいいのに!なんて

ホントは私がおススメしなくたって、
お客さまは、ご自分で選べてたのかもしれないんだけど。

でもね、それに気づいてもらうために、あれこれ見せたり、いろんなこと言ったり。
そのための、余計なおせっかいだから。

そう、おせっかいが出来ないなんて、オーダーカーテンじゃない。
お客さまと一緒に作っていくのが、オーダーカーテンなのに・・・

そんな風に思ってしまうワタシは、古いのかな。




 

素敵なものを手に入れるためには、必要な工程があるんだと思う、私もお客様も。

またしても、、、

せっせとホームページを更新しております。

載せたい物件は、たくさんあるのですが
なんせ、リアルな現場をやりながらしている作業なので、
おそろしく、、、更新が遅いです。

この作業、やりだすと大変。

長いこと放置していたのを、改めて見てみたら、
ずいぶんと中途半端で、ひどい。

でも、ないより、あった方が百万倍良いに決まってるよね!って
中途半端でも公開してしまったのよね、私ったら。

今、やっとやっと、商品紹介をすこしと、施工例をすこし。

すこしでも、ないよりはあった方が!って
以前とかわらぬイキオイで、すこしでも公開してます。

先程、更新したのは、
もう4年も前の現場でした。(アラいけない!)

書きながら、色々懐かしい思い出がよみがえってきました。

千葉のT様。
シルバーグレイのベルベッドのカーテンに決まるまでには、
実に沢山のコレクション、サンプルを、お持ちしていました。

どんなお客さまでも、最初はみんな、
どうカーテンを選んでいいのか、わからないもの。
それは、センスの良い方でもおなじ。

そして、ワタシは私で、
どんなカーテンをおススメしていいのか、わからない。
お客さまの事を、知る前は。

何か素敵なものを手に入れるためには、
経験値をあげるための工程が、必要なんだと思う。
私もお客様も。どんな人でも。

だから出来るだけ、いろいろな種類の
質の高いサンプルをご覧になっていただけるようにしている。
良質なものと、そうでないものの、違いを実感していただきたい。

食べたことないだけ、食べればわかる。

みなその過程、体験が不足してるから、ブランドでしか選べなかったり
多機能がありがたい、と思ってしまったりするんだ。

ありふれた、頭でっかちな情報で良ければ、ネットで簡単に手に入る時代。

でも、せっかくお声をかけて下さったからには、
(私が)持ってる、価値ある情報、知識と経験に基づく良いもの、
ちゃんとしたものを、アタリマエだけど、ちゃんとお勧めしたい。


ハッ!!!!

どうしてこう、脱線しちゃうんだろう。
施工例、更新しましただけで良かったのに。
この時間で、他の更新できたのに、残念。

お時間あるかた、良かったら見てね。


Decoratifs Maison Style 千葉 T邸
T様は、ご自宅のリフォームを機に、カーテンを新調されました。
リフォーム後、エレガントなイメージにモダンな新しい設備が加わり、
使い勝手の良さと快適さが格段にアップしたそうです。
 

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さて、他に見ていただいたコレクションの一部が、こちらです。
いづれも、大変素敵なお品なんでございます。





 

で、今日はテシードさんへ#カーテン屋のお仕事 #テシード