カーテン屋おおいしの日記 -339ページ目

職業病

 

この間の入院中、退院を前にして、友人に送ったメールが、これ↓


先日は、わざわざお見舞いに来て下さり
本当にありがとうございました。
検査の結果も問題無し!予定通り明日退院します。

気持ち悪くて痛くて、手術なんかしなきゃ良かった!と

後悔もしたけど、回復するもんだね。
今では病室のバーチカルのコードの絡まりを直したりしてます。

引き続きご迷惑おかけしますが宜しくお願いします。
大石


カーテン屋おおいしの日記

そうそう、やってたね。 (、、、何してるんだか、、、)

 


 

バーチカルブラインドとか、メカモノのコードの絡まりは

放置しないようにしましょうね。
 

ひっかかってるのを、無理やり動かしたりすると、


故障のもとですよ~。
 

気付いたらすぐ直すことが、長く使える秘訣です。



ついつい目が行く、手が出てしまう・・・職業病ですね。

いえ、それで入院していたのではありません。べーっだ!




 

カーテン屋として・かなりショック

 

先日ある方とお話してたら、かなりショックな
驚くべきことが判明しました。


私は仕事で、それはもう沢山の
新しいカーテンがついた瞬間
に立ち合ってきました。
(カーテンのコーディネーターをしております)
 
その瞬間は、お部屋の雰囲気が、がらりと変わるだけでなく
お客様の驚きに輝いた表情や、喜ばれる姿を目の当たりにして
何度胸を熱くしたことか。
(ホントウニ)


それなのに、ああそれなのに!

その方いわく、
普通、いっぱんの、大多数のひと達は
カーテンが運んでくれる 喜びや幸せ を知らないと・・・。 

 

えぇっ そ、そうなの?! あんぐり

 

だから、カーテンが替えられる絶好のチャンス、
引っ越しにも、クールでいられるの?

それで、お家を建ててもカーテン選びが
最後のさいごになっちゃうの?


・ ・ ・ ・
 
 


私だったら、おっしゃーやるぞーって、
俄然はりきるんだけどねぇ。
雰囲気を一新できるチャンス到来
やりたかったあのイメージで!

なんてね、想像しただけでこのテンションの上がり方。
ラブラブ!


みんなもそうだと、勝手に思い込んでいただけだったのかなぁ。

 

確かに、今までずっと、
「カーテンを作りたい人」としか、会ってなかったもんなぁ。

 
それが本当だとしたら、問題あり!

『カーテンが変わると、お部屋の雰囲気もがらりと変わります』

なんて「使い古されたフレーズ」とお思いでしょうね。
でもこれは、紛れもない事実。

仕事を始めたばかりの20代の若かりし頃にも
経験を積むことに余念がなかった30代
あっという間の40代も(まだあと3年の猶予はある)
還暦を迎えたワタシもも、同じこと言ってるでしょうね、きっと。

それを信じてない(または知らない)方が
もしワタシのまわりにも、いたとしたら
本当に残念でもったいないから、せめて近しいひと達、
友人には、ちゃんと伝えられるように頑張ろーっと。

なぜ「たくさんのひとに」としないのかというと

そんなに簡単に、
言葉巧みに伝えられるものでもないから
です。

でも、伝える努力はしていくつもり。
ビフォーアフター写真とか、お客さまの声とかでね。

そんなの知ってるわ!とゆー、カーテンに魅了された同志よ! 

これからも頑張りましょう!



ウィリアムモリスでプレーンシェード-2002年の施工写真から

 ウィリアム・モリス(William Morris)のシェードを

絵画を額縁に納めるように、


窓枠のなかにお取付け(天付け)いたしました。
 
 




 
カーテン屋おおいしの日記
 

 



モリスのテキスタイルを手がけている、英国MORRIS&Co.の製品は

 サンダーソン社を通して日本へ輸入されています。 


 

今年、サンダーソン社は創立150周年を迎え、イギリスではこれを記念して
一年を通して 「Very Sanderson」 (サンダーソンらしさ)
 という

様々な企画が開催されています。



 


日本での代理店マナトレーディング株式会社でも、


ディスプレイコンテストやハンドメイドグランプリなどが開催されました。
 (募集終了しております)



カーテン屋おおいしの日記



当時、イギリスでは産業革命によって、
工場で大量生産された商品が
市場にあふれるようになっていました。
 
 

沢山の人々が商品を手に入れる喜びを得られるようになりましたが
とともに、手仕事の美しさや価値が失われていく時代でした。
 


モリスはそうした時代にあっても、数々の美しいインテリア製品をデザインし

生活と芸術を一致させようとする、デザイン思想とその実践
を開始したのです。 (アーツ・アンド・クラフツ運動)
 


インテリアデザイン史も勉強したはずなんですが、、、、(しどろもどろ)




なんだか、今の私たちが置かれている状況と、似ていませんか。



モリスのデザインが、150年経ったいまでも愛されているように
変わらぬ良さを、ずっと残るものを、大事にデザインされたモノを


私も大切にしていきたいし、求めていたいと、改めて思うのでした。 
 




じつは今日は

「ローマシェードは洗えるか」
を書こうと思って
ひっぱり出してきた昔の施工写真だったのですが、

内容がかわってしまいました。
 
 

良いデザインからは、常に何かが発信されている、と言うことでしょうか。


2002年の施工写真より。