カーテン屋おおいしの日記 -122ページ目

国芳に夢中!「俺たちの国芳 わたしの国貞」展に行ってきました

 

ちょっと時間が経ってしまいましたが、GWに

Bunkamuraザ・ミュージアムで行われている

ボストン美術館所蔵

「俺たちの国芳 わたしの国貞」展に行って参りました。

 

会期は2016.3.19~6.5まで。まだの方はお急ぎ下さ~い!と

声を大にして言いたくなる内容です。

出来ることなら、もう一度行きたいのです。

 

 

幕末の人気浮世絵師、歌川国芳と歌川国貞の兄弟弟子による

選りすぐりの名品の数々が公開されています。

とんでもない時代ですね。歌川広重もいたんですからね。

 

浮世絵は絵師が描いた絵を、彫り師が彫って、摺り師が摺って

完成させるという、とんでもない職人技が発揮されているのです。

どうしたらこれほどの表現が、彫って、摺って、出来るのでしょうか!

って、すごい作品が次から次へとお見舞いされちゃうからお楽しみに。

 

場内は、GW中だったので覚悟はしてましたが、かなりの混雑。

 

ところがですね、中村七之助さんがナビゲーターを務める音声ガイド

を聴きながら作品を見進んでいくうちに、あ~ら不思議

みるみるうちに、周りからは人混みが消え、同行者のことすら忘れ

す~っとお江戸の世界に入り込んでしまいました。

 

着物の柄、海の青、白波、藍のグラデーション、

美しすぎて頭がクラクラする!

 

化け物が潜む闇、嵐が近い、風に運ばれる血の匂い

 

縞に縞を重ねたお洒落なお姉さん方

 

すごい、凄い。

 

色が美しい、構図が素晴らしい、猫の仕草に目が釘付け

動きがある、スピード感がある、浮世絵ってのっぺりしてて

時間が止まったモノだと思ってた自分が恥ずかしい。

 

止まってなんかないの、流れてく時間の一瞬を

ぐわぁって取り出して見せてくれてる感じ

 

国芳さんは、紺や(染物屋)のせがれなんですって。

着物が素敵なの。

 

個人的にぐっときたのが、水野忠邦による質素倹約、風紀粛清の時代

庶民の暮らしにも厳しい締め付けがあって、役者さんたちや

お姉さん方は、豪華な着物や大柄は控えて、

質素に見える縞を使って、

強弱つけたり、異なる縞の合わせ技で見せるなど工夫してたんだって

で、そんなコーディネートが、浮世絵の中にも見られるんだけど

これがまたお洒落なの!

 

現代人もカーテン屋も見過ごせないセンスなの!

縞好きの私にはたまらない世界。やっぱりストライプ最強。

藍色最高。

 

日本人って凄いよ、センス抜群、美意識高い。

 

お江戸の時代、浮世絵って雑誌やポスターやブロマイドくらい

生活に馴染んだ存在だったんだって。うどん銭くらいで買えたっていうから

驚きだよね。タイムリープできたら大人買いしちゃうよね、絶対。

 

芸術品って存在じゃないところが良いよね。(芸術品なんだけど)

庶民と生きてて色んなしがらみや圧力や制約もあるなかで、

流行とか時代の要請を受けたり、ブームを巻き起こしたりしながら

職人技を競いながら、製作してたんだね。ぞくぞくするね。

 

ニッポンってすごい国。ニホン人ってすごいな。

どうして

時代が変わって、庶民の文化が見下されるようになっちゃったのかな。

 

外国人でありながら ビゲロー さん達、 わかるヒトたちが収集していまも

ボストン美術館 で大切に保管されててホント良かったな。

 

みなさまも、ぜし!

 

Bunkamura ザ・ミュージアム
ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」展

 

カーテン施工例<韓国製ファブリック>

昨日ブログに書いた、さっちゃんさんが刺繍作品に使ってくれた
韓国製のファブリック



せっかくなので、カーテン施工例の方もお見せしちゃいましょう。





施工例 K邸カーテン










大理石の床に映えるシアーカーテン。

ダークカラーに個性的な刺繍が施されています。

アイアンレールにサラりと一重で掛けました。

ヴォリュームを出さずに、シンプルなスタイルで

漆の家具や調度品の美しさをひきたてながらも

きちんと印象に残る(ありふれていない)窓辺に仕上がりました。

丈は床までたっぷりと。



タッセルでこんな感じにまとめると素敵です。








こちらのK邸カーテンと同じ韓国製ファブリックの

端切れを使って、素敵な作品を創作下さったのです。



さっちゃんさんの刺繍作品

「森の中で」→   




刺繍作品に選ぶ生地は、無地だと思い込んでいたので

さっちゃんさんの作品を見て、

その発想の豊かさと感性に驚いちゃいました。


そしてね、


素敵なファブリックの活躍の場って


カーテンだけにとどまらないんだわ~と


嬉しくなっちゃいました。

 


ファブリック好きには、たまらないエピソードでしょ。

ねっ!









あ~あ

さっちゃんさんの投稿記事を 【リブログ】 しようと試みたんだけど

エラーになってちゃんと表示ができなかった・・・・。残念!

鎌倉の刺繍展でハギレと再会

ブログがご縁で交流をさせていただいている

刺繍の作家のさっちゃんさん。

 

先日、鎌倉で行われた作品展にお邪魔してきました。

 

 

2年前、北鎌倉の古民家で開催された作品展にも

一緒に行った母を誘って。

 

湘南ファブリックのハギレを使った作品もあると聞いて、

楽しみにしておりましたらば!

 

 

ありましたよ、すごい作品が

 

 

繊細な刺繍で、こんなにも靜かで、力強い作品が出来るとは!

素敵なファブリックって、オーダーカーテンという1つの使命を終えても、

クリエィティブな方のお役に立てるのだな~と

とっても嬉しくなった作品でした。

 

さっちゃんさんの刺繍作品

「森の中で」→  ぜひご覧下さい。

 

こちらの素敵な窓辺にも刺繍作品が。

空と植物を背景にした素晴らしい設営に

思わずうっとり見とれてしまいます。

 

さっちゃんさんをはじめ、作り手の皆様の思いのこもった

素晴らしい作品展でした。

 

 

 

 

さて、1月に父が亡くなって一人暮らしになった母のこと。

もともと家でじっとしているタイプではないので、あまり心配はしてないけど

ちょっとしたお出かけには誘うようにしています。

 

この日は、 今では鎌倉に住んでいる私の幼なじみと母がばったり再会

というサプライズも用意していました。

 

 

と思ったら、直前に妹も参加表明。私も内緒で行くねって。

(^ε^)♪

 

予定では、鎌倉駅で母との待ち合わせに

「お待たせ~」と妹が登場して、母よろこぶ。

 

のはずが、妹が待ち合わせに遅れ、

 

ふたり揃ったのに鎌倉駅にとどまろうとする私に、母が不審顔。

 

 

さらに、作品展のあとお茶してると、そこへ幼なじみが登場にひひ

のはずだったのに、干物を買いたい母と、手ぬぐいを買いたい妹に

 

 

 

 

 

なかなかお茶出来なくて、

スタンバイしていた幼なじみを待たせ、、、

 

挙句の果てには、撮影で通りがかった梅沢登美男さんを

見に行くという、、、グダグダな結果。ガーン

 

 

 

 

でも、素敵な作品展をみたり、

予期せぬ場所での懐かしい再会に、昔話で大笑いしたり

楽しい鎌倉散策となりました。

 

 

『素敵なきっかけ』をくれたさっちゃんさん

どうもありがとう。