以前は、こわいものなんてなかった
挑戦することも、傷つくことも、傷つけることも、恥をかくこと、怒られることも、新しいことをすることも、なーんにもこわくなんてなかった
それは、自分のことが嫌いだったから
嫌いな自分なんて、どーだってよかったから、いつ死んだってよかった
失敗も、嫌われることも、笑われることも、こわくなかった
ある意味、自暴自棄、自傷行為にも似た、ものすごく前のめりでつっぱしった挑戦
人生なんて、どーだってよかったから
自分のこと、他人も、どーだってよかったから
でもね、自分を大事にして、自分のことを知って、自分を好きになったら
挑戦も、新しいことも、失敗も、傷つくことも、傷つけることも、怒られることも、なにもかもがこわくなった
あー、こんなにもこわかったんだなぁって思った
そしたら進めなくなって、もうずっと立ち止まったまま
だって、変わりたくなかったから
この平和から動きたくなかった
でもね、未来の自分が向こう側で、ずっと笛を鳴らすの
「こっちだよー」「こっちこっち」「ほら、こっちにおいでー」って
あー、もうね、こわいものなんだ
こわくても大丈夫なんだ
こわい方へ、また進んでみよう
確実に、何かが変わっていく