夏の薫りとノスタルジー | 孤釣の夢

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【須佐漁港】

7月13日 8:00着

kmr同行

 

何となくkmrと遠征の話になり今回は萩まで足を延ばす

尚今回の作戦はぶっこみ2本と磯竿で近距離探り

 

平日のせいか全く人がいない

悠々と2本ぶっこませていただける

 

尚今回のぶっこみ餌

1本はユムシ

もう一本は

前日スーパーで購入したこいつ

こいつもユムシに負けず劣らず大きい

一口で食う魚は大層大物であろう

尚ぶっこみ餌用クーラーボックスを購入

ホムセンで1000円程度の安物ではあるが

 

 

さっさと2本ぶっこみ磯竿で近場を探ると

とにかくアタリは頻発する

ただしその正体はメゴチとチャリコ

 

そして時々

マイクロギス

主にこのラインナップで釣れ続ける

 

小物と戯れていると

ルアーを振っていたkmrが「よっしゃ!」などと言って竿を曲げている

 

ここは以前kmrがランカーシーバス釣った場所

よもやとタモを持ち構えていると

タモ使わずに引っこ抜くkmr

その正体は20㎝ほどのネリゴであった

 

サイズはともかく

 

 

やっぱり

 

 

うらやましい

 

 

 

当日はルアーの用意もしていなかったが

実はユムシぶっこみにはそのままエレベーター泳がせができるよう

サルカン前にシモリ玉を仕込んでいる

 

ここで最小ダメージで泳がせ用小魚を釣る作戦にシフトする

 

しかしまあ泳がせもだが大物狙いのぶっこみも管理せねばと餌の付け替えなんぞしていると

ナブラが見えたと言ってkmrは波止の付け根付近まで移動している

あの場所でカンパチクラス釣れてもタモ持って行くのはしんどいのだが

などと思いながらエビを差し替える

 

しかしこのエビ

意外に餌持ちが悪い

どんな奴が食ってるのだか海の中が気にはなる

 

そしてエビの差し替え中に

とりあえず置いておいた磯竿がえらく曲がっている

 

恐らくベラであろう

 

と思っていると

 

 

三脚が倒れる

 

 

慌てて磯竿を持つとえらく重い

 

恐らくエイであろう

 

釣れてもうれしくは無いが

対大物用の予行演習として手前までは寄ってもらう

 

そう考えていると

 

突如爆走を始めるエイ

 

色々テンション緩めようかとか考えたが

潜り込むような感じも無いしいっそぶっこ抜く事に

 

 

 

どうせエイだしええやろ

 

 

 

 

そして釣れたエイ的なもの

 

 

もとい

 

 

ネリゴ

 

 

写真ではたまたまモトスが口元に行っているが

実際にはエダスをガッツリと飲み込んでいる

 

つまり地ケビをしっかりと食ってきた

完全に想定外である
 
そしてこんなのが近場を爆走すれば
さっきまであった小魚のアタリは消える
 
近場を探って例の椅子に座り磯竿の方も半ば置き竿となる
時々日も差すが基本は曇り
大層昼寝には丁度いい塩梅
 
ウトウトしていると
 
再び磯竿がひん曲がる
 
一瞬ネリゴ再来かとも思ったが
この感じは
 
お刺身用に良さげなシロギス
 
その後は良サイズが混じりながら
シロギスが釣れるようになる
20越えは2匹に留まったが
 
 
こういう釣れ方だとチャリコも微笑ましく迎えられる
 
 
そしてぶっこみの方はというと
 
まあ大物用なので
釣れればラッキーくらいに思っていたのだが
 
問題はネリゴを釣って暫くの間
 
 
エビをクーラーにしまうのを忘れていた
 
 
思い出して再度クーラーに入れたのだが
こいつが完全に判断ミス
 
餌を差し替えようと次にクーラーを開けた時
充満していた香りが釣り座一面に広がった
 
 
 
夏が来ると思い出す
ザリガニが可哀想な事になった時のあの香り
 
 
 
クーラーの中もやべえ事になっている
釣り場にゴミ捨てて帰るようなマナーの悪い奴なら
多分このクーラー捨てて帰るんではなかろうか
 
その場では海水で洗って密閉
帰ってから洗い場が大変な事になったのは言うまでもない
 

 

 

 

 

 

 

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