- ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代/ダニエル・ピンク
- ¥1,995
- Amazon.co.jp
【スナップショット】
・情報化時代の次は、創意や共感、総括的展望を持つことによって社会・経済が築かれる時代
=コンセプトの時代が到来
・これから求められる6つの感性
①機能だけではない「デザイン」
②議論よりも物語
③個別よりも全体との調和
④論理ではなく共感
⑤まじめだけでなく遊び心
⑥モノよりも生きがい
・これまでの知的労働者がやっていた、反復性があったり、再現性があったりする仕事は
コンピューターやロボット、インド人、中国人などに吸収・アウトソースされる
=日本のビジネスマンを脅かすアジアとオートメーション化
→日本国内のホワイトカラーのアッパークラスとミドル・ローワークラスの格差が拡大
・左脳主導思考の過度な繁栄
→非合理的、右脳的感覚、美や精神性、感情といったものに価値が大きくおかれ始めた
・CompleteCase.comでは、249ドルで離婚にかかわる法的手続き・相談のサービスが可能
=弁護士業務のオートメーション化
・米国では、美術学修士(MFA)がMBAに代わる価値ある資格となりつつある
→マッキンゼーの採用で美術専攻者が増加、逆にMBA取得者は相対的に減少している。
・2003年の「ネイチャー」誌の研究論文に、TVゲームが情報処理能力の向上に役立つなどの
研究結果が発表
→ゲームをする医師の方がしない医師よりも外科手術でのミスが少なく、処置も早い?!
・人生の意義の追求が一つの幸福のかたち
=自分の最も得意とすることを知り、それを自分よりも大きな何かのために活かすこと
→自己を超越→ハッピーであるほど生産性が高く、収入も増える