走行距離123.4km


02:00頃、猛烈な雨のために目覚めてしまった
はっと見たら、なんと床上浸水してる
これはやばい
草地にテント張ったから、鞄の周りとか凹んじゃって、テントの中に池ができてる
慌てて、銀マットの上に引き上げる
荷物水没させれんしょ
銀マットの上だけが濡れないところだ

荷物優先にした結果、寝れるスペースがかなり縮まり、まるでスナネズミのように丸まって寝ざるを得なくなった

1時間おきに目覚めては確認しての繰り返し、それでも4時くらいには峠を越して、穏やかになりつつあったから、雨は気にせず、寝ることができた

07:00に起きて、08:00に撤収完了
09:00からニッカウイスキーが開くから、それまで時間潰しに余市駅に行く
すると、なんと大雨の影響で小樽ー長万部間が運転中止になっていた
えらいこっちゃ
後に新聞見たら、北海道各地で記録的な大雨だったらしい
代行バスに高校生がいっぱい乗ってった
おじさんもおばさんも姉ちゃんもみんな文句言ってる、大事な用事があるから動いてくれなきゃ困るみたいなね
余裕がないな~、この状況を楽しまないと

08:50にニッカウイスキー工場行ったら入れてくれるってさ
早速入場、ガイドさんいたら自由に見れないからパスして、見学見学
~北海道を走り尽くせ~道の駅109ヶ所巡りの旅-SBSH0174.JPG


これがピートなんだとか、樽の作り方、蒸留法なんかを見て、理解が深まった
シングルモルトとかピュアモルトだとかブレンデッドウイスキーだとか、なんかよくわかんなかった分類の仕方とかじっくり確かめた、なるほどなるほど

工場の敷地が水浸しで見学できる施設が減ってしまっていた

肝心な博物館では、さっき工場で見てたことをもう一度復習し、竹鶴さんのすげ~人生を知って、おれはどう生きようか、ほんとに考えさせられた

歴代のニッカウイスキーCM集みたいな映画もやってて、ここの博物館にいたら半日潰れてしまいそうだ
10時には出ていたかったのに、もう10:30、慌てて試飲なんかしに行く
せっかく20歳になったんだから、飲まなきゃね

余市シングルモルト10年物と鶴ピュアモルト17年をテイスティング
余市はまだ辛くて好きになれなかったけど、鶴はほんとに美味かった
試飲に10分もかけずに出てきてるから真面目にゆっくりなんて味わえなかったけど、鶴17年、値段バカ高いけど、ゆっくり生チョコやチーズをつまみながら、ぼへ~っと物思いに耽るのは気持ちよさそうだ、BAY CITY MUSICなんか聞きながらね

10:50に大急ぎで余市を出発

国道5号線を小樽に向かって走る
急がないとまた三笠の道の駅を失敗する

余市あたりの商店はイカやカニ、ホッケを箱で売ってて、ちょっと寄りたくなるけど、どうせ買っても運べない
諦めるしかない

蘭島を過ぎたら突然登りが続く
一体どこまで登るのよって例の如く、イライラしてきたが、長いトンネル潜りながらの下り、トンネルから出たらそこは小樽の街が広がっていた

もう嬉しくて嬉しくて、無我夢中で下ったら、右手に懐かしい長崎屋
そしたら雨がまじ降りしだしてきて、一目散にぴざはうすに駆け込むべき市街戦へ突撃
んだけど、なんせ2年ぶりだし、路地にあるから、だいたいの検討はついても、見つからない
5分くらいさ迷ってようやく発見

~北海道を走り尽くせ~道の駅109ヶ所巡りの旅-SBSH0176.JPG

マスターが身体壊して、店たたむとか噂だったけど、なんとかお昼だけは営業しててくれるみたい
小樽では有名なお店なんだけど、昔ヤスと小樽通ってた時はティータイムでもなくディナータイムでもない時間に行ってたからマスターと話出来たけど、昼時は満員
ゆっくり話なんぞできるはずがない

カウンター座ろうとしたら常連さんに挟まれるよと忠告受けたので、一人なのに4人掛けのテーブル席に座る

ランチセットが相変わらず充実してる

せっかく来たからピザ焼いてもらう
前借りさせてくれた親父にも、小樽から直送6時間で出来立てのピザを運んでやろうと、お土産用に一枚焼いてもらう

そして出てきたのがこれだ
~北海道を走り尽くせ~道の駅109ヶ所巡りの旅-SBSH0175.JPG

外はサクサク、中はふっくら、極めつけは溢れんばかりのチーズチーズチーズ

大きいサイズにしてもらったので880円です
通常は680円
学生にやさしいお店
隠れ家チックでオペラ垂れ流しな不思議なお店
トイレも時代を感じさせ、名刺の多さも変わらず
小樽に遊びに行ったら是非足を運んでみてね
マスター次第で休業になるから、一応11:00~15:00で毎日開けてるみたい


13:10に小樽発、雨は上がったものの、市街戦の消化試合はかなり疲れた
小樽も新道があってややこしい

小樽観光できなかったのは残念、ウイングベイもお洒落してたら行きたかった

小樽市街地抜けたらひたすら登り坂
銭函まで14kmずっと登りでいい加減にして欲しいと思ったら、下りはあっと言う間に終わった
しかし、65km/hをマーク

銭函からは国道337号線で工場街を抜ける
追い風にトラックでがんがん距離稼ぐ
信号もなくて気持ちいい

路肩にはその替わりに、いっぱい落下物が散乱してる
ネジとかベルトとかね、人のこと言えないんだけど、後ろキャリアのネジが飛んじゃってるから細心の注意を払って運転する

石狩湾新港の近くは物流基地、いろんなトラック集積場ですごいスケール、道路がめっちゃ広いし
同じトラックが30台くらいシャッターから顔出してたりね

それでもすぐに茨戸川越えて、ガトーキングダム眺め、あいの里公園のロイズのショップ、ロイズのふと美工場を越え、国道275号線に
とにかくタイムトライアル
三笠の18:00の門限に間に合わせなきゃ、更には暗くならないうちに家に帰りたい、帰りたい事ばっかりだし、家帰ってしまえば、5日振りに風呂入れるし、ビール飲み放題だし、布団で寝れるし

国道275号線に出たことで進行方向が北向きへ、西風をもろに喰らう

当別の樺戸で石狩の海やアカチャンホンポに行くのによく中継地点にしてたラルズを見つけた
まだ営業してることを確認して、一刻も早く帰るべく道道81号線に移る
また西向きに走ることになり、追い風で楽チンに

新篠津の郵便局で金を下ろす予定だったがATMがぶっ壊れてておろせず仕舞い

ここで小休止とろうと思ってたのに、金がないんじゃなんも買えない
62円しかもってない
ぴざはうすで大きいピザ2枚も買うからだ

濁流の石狩川を越え、看板にやられそうになる
直進は岩見沢市街、左折は国道12号線
12号線に出たいんだが、岩見沢市街なんかこの道で行けたっけって不安から、選択した岩見沢市街地行きに核心が持てなく、どこに出るのか、わかるまで1kmが長かった

無事に上幌向で国道12号線に出て、上幌向の郵便局で金を下ろし、岩見沢を素通りして三笠まで走ろうかと思ってたが、SDの残量がないため、ヤマダ電機に寄ってSDを買い、ハンガーノック限界だったから、コープさっぽろに寄り、そんなことしてたら、岩見沢脱出したのが17:10
やばいやばい

無事に17:20道の駅・三笠に到着

~北海道を走り尽くせ~道の駅109ヶ所巡りの旅-SBSH0177.JPG


後は楽勝、家に着いたら、テント乾かし、シュラフ干し、片付け作業後、19:00に終了、やっと5日振りの風呂に入る
風呂上がりの一杯がたまらん
この日、湯豆腐と自家製枝豆を大量摂取して、ビールがばがば飲んで、雨の話で盛り上がった


購入物
ピザ880円
ピザ880円
SDカード930円
ジュース39円
菓子パン79円
マグネット100円

計2908円


1 三笠