今晩は 海狩人です
昨日、大物仕掛けを垂らして3時間ほど経過し、ビールを飲みながらタダ待ってるのにも飽きて来た…
ちょいとルアーでも投げようかと思い、リーダーを組もうとリールを取り出して準備をしていると…
『ジィ―――ッジィ―――ッ』
と、ドラグが鳴く音が
リールを投げ捨て、【夜光尖閣100号】に駆け寄る。
両手で確りと竿を握り、腰を下ろして一気に引き上げる
…が
びくともしない
ガチンコ勝負の為、ハンマーでガチガチに打ち込んだ筈のドラグが悲鳴を上げる。
竿を掴んだまま、何もできずに50mほどラインが引き出された時…
『ドカン』と、ピトンが抜けた。
と同時に身体ごと持って行かれ、フェリーを係留するピットに肩を強かに打ち付けた所で勝敗がついた。
想像を絶する強烈な締め込みが海狩人を襲い、そして竿も身体も天を仰いだ。
そこそこの大物を上げ、解っていたつもりであったが、【規格外のモンスター】のパワーたるや、想像を絶するものであった。
肩に残る激痛…
例えようのない虚無感…
そして、一生に一度であろう『千載一遇のチャンス』を逃したことによる絶望感と、とんでもない【生物】を相手にした恐怖感で、しばらく呆然としていた…。
このショック
立ち直れるのか
カウントダウン…
あと 9日
時間は…
もうない…
昨日、大物仕掛けを垂らして3時間ほど経過し、ビールを飲みながらタダ待ってるのにも飽きて来た…
ちょいとルアーでも投げようかと思い、リーダーを組もうとリールを取り出して準備をしていると…
『ジィ―――ッジィ―――ッ』
と、ドラグが鳴く音が
リールを投げ捨て、【夜光尖閣100号】に駆け寄る。
両手で確りと竿を握り、腰を下ろして一気に引き上げる
…が
びくともしない
ガチンコ勝負の為、ハンマーでガチガチに打ち込んだ筈のドラグが悲鳴を上げる。
竿を掴んだまま、何もできずに50mほどラインが引き出された時…
『ドカン』と、ピトンが抜けた。
と同時に身体ごと持って行かれ、フェリーを係留するピットに肩を強かに打ち付けた所で勝敗がついた。
想像を絶する強烈な締め込みが海狩人を襲い、そして竿も身体も天を仰いだ。
そこそこの大物を上げ、解っていたつもりであったが、【規格外のモンスター】のパワーたるや、想像を絶するものであった。
肩に残る激痛…
例えようのない虚無感…
そして、一生に一度であろう『千載一遇のチャンス』を逃したことによる絶望感と、とんでもない【生物】を相手にした恐怖感で、しばらく呆然としていた…。
このショック
立ち直れるのか
カウントダウン…
あと 9日
時間は…
もうない…