こんばんは 海狩人です

海さんはオイラの事をトコトン拒否するみたいです

マサカココマデキラワレルトハ…(涙)


 アジアカップ決勝の応援で、大半の日本国民が寝不足であろう1月30日…


(注) ここから先に登場する映像の中には、人によってグロテスクや不愉快に感じる映像があるかもしれませんが、『島の食文化の紹介』・『食育』といった観点から、敢えて掲載させて頂きます。
出来る限りソフトに撮影しているつもりですが、苦手な方は閲覧を控えて下さいますよう、お願い致します。


覚悟ができたかたはどうぞ



 前の日記で発表した通り

 『島の親父の還暦Birthdayプレゼント
これで《パーティー》を開催しました

早朝6時に全員集合
この日の為に、せっせと肥え太らせたを軽トラに乗せて
 山羊友の会我らが[会長・kiee] は『ドナドナ~』っと鼻唄まじりで海へと向かいます。

今回は仕事の都合でメンバーは4人 ちょっと少ない…

しかし、父ちゃんの為に頑張らねば


先ずは全員で山羊に向かって合掌

[叩き隊長・LOVE] の見事な打ち込みにより、苦しむ事なく昇天

逆さに吊るして、郷土料理〔カラジュウリ〕に使う〈〉を抜きます。

血抜き

その後、毛をバーナーで焼き…

毛焼き


〈丸焼き〉状態になった所で綺麗に洗います。

海で綺麗に洗う

ここからが[会長・kiee] の本領発揮

あっ

という間に各部位ごとにバラバラ

ブロック分け

ホルモンは…
[叩き隊長・LOVE][親衛隊長・エム] がジャブジャブ洗ってますが…さすがに映像自粛します

こうして、蹄と角以外は余す所なく全て部位別になりました

そしてここから調理の開始

とりあえず、一番美味い所を捌きながら乾杯
至福のとき

これが格別

山羊の[ミミガー]
ミミガー(耳のボイル)

んで、呑みながらブロックを小分けにして行きます。
骨は各関節ごとにバラして
〔山羊汁〕に

山羊スープ

〔カラジュウリ〕は
背脂を炒めて油を出す

背脂炒め

皮付きの肉を軽く炒める

皮付き肉


肉に油が廻ったら〔黒糖焼酎〕・〔島ザラメ〕を入れて野菜(キャベツ・切り干し大根)を加え、しんなりするまで混ぜる

切干大根がミソ


ボイルしたホルモン(心臓・肺・胃腸・子宮)を入れて蓋をし、5分ほど蒸し焼きにする

ホルモン各種


良く混ぜながら、皮付き肉が柔らかくなるまで30分ほど火にかけ、最後に〔〕を投入

これがないと[カラジュウリ]にはなりません


その後、〔味噌・調味料〕で味を整えて

山羊カラジュウリ

完成です

できあがり

多分…いや、きっと大多数の方々が『気持ち悪い』と思われているのでしょうが、これが〈島の食文化〉であり、古くからの[ご馳走]であるとともに、最高の[おもてなし料理]なのです。

こうして、ほぼ完徹のまま朝9時より

捌きながらツマミながら飲む

をやらかしてた山羊友の会のメンバー4人…

[と~ちゃん]を迎えて来賓客も集まり、宴が始まる頃には半死
おかげで綺麗に盛られた
〈山羊刺〉
〈山羊のレバ刺〉
それに一番人気の
〈山羊汁・頭煮込み〉
と、
〈それに舌鼓を打つ皆さん〉
を撮影するのを忘れ…

更には〈記憶〉を何処かへと置き忘れ
「ダレカイッショニサガシテクダサイ…」

島の夜は更けていくのでありました

あ~っ…頭が痛い


 『と~ちゃん、か~ちゃん、還暦おめでとうあなた方のおかげで、なんとかやって行けてます。
 長男と俺が同級生で仲良しという繋がりだけで、赤の他人の俺達を本当の子供、孫のように可愛がってくれて本当にありがとうございます
 これからも元気で健やかに、どうか古希・喜寿・傘寿と…白寿までお祝いさせて下さいね
 写真館でのチャンチャンコ、嫌がりながらも着てくれてありがとう
 俺の事で賛否両論、心労をかけておりますが、お陰様で、きちんととした立場の方々はわかってくれて、よく面倒見てくれていますよね
 まぁ、否の意見の人達は以前、と~ちゃんが言ってた通り「つまらない島の小さい人間が面と向かって意見を言えずに嫉妬しているだけ」と諦めて、気にしない事にしました
 本当にありがとう。これからもよろしくお願いします