今日は節分。

節分の食べ物、と言うと、最近は豆より恵方巻のほうがメジャーになりましたね。

今夜の夕食は、お刺身がたっぷり入った恵方巻きです!

カニ、甘えび、サーモン、カジキマグロ?、マグロたたき、あと白身のお魚(鯛ではない?)に卵焼きときゅうりが入ってる豪華版!とっても美味しかった。

 

これは地震のお見舞いに友人から送られてきた八朔をおすそ分けに来てくれた叔母が、ついでに、と言ってくれたもの。八朔は叔母も叔母の息子・娘一家もあんまり食べないので、柑橘類大好きな私のところへ回って来ました。

 

大きい!

買い置きのミカンが最後の1個になり、明日辺りみかんか伊予柑を買いに行こうと思ってたところだったので、とっても嬉しいニヤリ恵方巻の後で、デザートに1個頂きました。

 

子供のころは海苔巻きが嫌いでした。学校の運動会とか遠足のお弁当、家で何かお祝い事があった時の食事に母はよく海苔巻きと稲荷ずしを作ってましたが、私はいつも稲荷ずし派、海苔巻きには決して手を出しませんでした。他の人たちには海苔巻きの方が人気だったのに、なんで嫌いだったんだろう?と思ったら、妹が「当り前じゃない。あの海苔は子供には食い千切れないし、湿ってると生臭いんだもの。せめて海苔をよく炙ってから使えばよかったのに」(妹は栄養士で調理師、料理に詳しいのです)。

 

実家で海苔巻きに使っていたのは、地元で採れた岩海苔でした。岩海苔は厳冬期に岩場に生える天然の海苔で、海藻一本のサイズが養殖海苔より大きく(幅1cmで長さ10cmくらい)、荒波にもまれているだけあって非常に腰が強いのです。炙ると多少は千切れやすくなりますが、揉み海苔のように粉々になることはありません。

磯の香りが強く、海苔巻きより焼き海苔にして醤油をつけて食べるか、お吸い物で頂くのが一番美味しいと思います。

新潟で働いていたころ、割烹料理屋さんで「今日はとても珍しいものをお出しします」と言われ、楽しみにしていたら出て来たのが「佐渡の岩海苔のお吸い物」で、拍子抜けしたことがありました。養殖海苔とは味も香りもまったく異なり、好きな人(お酒飲みが多いような気がする)にはたまらないもののようですが、私にとっては珍しくないと言うか、食べ飽きてると言うか・・・ゴニョゴニョゴニョ汗

 

 

しかし、今となっては能登の岩海苔はもう幻の品になってしまいました。

岩海苔は常に波が被っている場所でないと育ちません。海水の中に沈みっぱなしでもダメ、干潮で干上がって乾燥する場所もダメ、海面ギリギリでも波が静かで水が動かないところには生えません。干満の差が小さく波の荒れる冬の日本海側でだけ、岩海苔の生育する条件が満たせたのだと思います。

この海苔を採るには、ひと冬の間に10回くらいしか無い波の穏やかな朝のうちに岩場に出て、指でつまんでむしり取るしかありません。ごつごつした岩場だと取りにくいため、実家の村では岩場の先端をセメントで塗り固めて平らにし、波が奥まで入るようにした海苔畑を作っていました。それでも採れる量はほんのわずかで、地元で消費されたり親戚や知人に分けてあげたりするだけで、市場に出回ることのほとんど無い珍しい品でした。

 

今度の地震で岩場が隆起し、実家の村の海苔畑は完全に干上がってしまいました。人口が減り高齢化が著しい実家の村では、新しく海苔畑を作ることも、それを維持することも出来ないでしょう。岩海苔はほんのわずかな岩の先端にはえているものだけになってしまいそう。

岩海苔は養殖できないので、この先私の口に入ることはもうないだろうなと思うと、そんなに好きではなかったはずなのに、何故か食べたくなってきました。失って知る有難さ、ですね。

 

ピンボケ汗 ファルファリアのツボミが色づいてきました!

青紫色のツボミが2つ、ちらっと覗いています。フレアーブルーのツボミより青く見えるので、親株の青色をしっかり受け継いでるのかな?種まきしてから5カ月、ようやく、ようやく、ここまで来た!という感じです。
 
育苗ケースの中で鉢上げを待つデルフィニウムの苗。
大きくなっては来てるのですが、茎がひょろひょろで移植するのが怖いあせるもう少しこのままで様子を見た方がいいのか、思い切って鉢上げした方がいいのか?今日は液肥をやっておきましたが、迷う所です。
 
多肉の葉挿し苗や子株を植えてた鉢なのですが、シレネの方が威張ってるあせる
地植えしたシレネの苗も今年はよく育ってる。全面シレネに侵食された庭になりそうです。
 
ブルーベリーの芽が膨らんで来た。
時々雪の予報でしたが全然降らず、良く晴れていたので、今日こそはブルーベリーの植え替えをする!とウインドブレーカーの下にショートコートを着込んでコロコロになって外に出たのに、寒さで断念しました。手袋してるのに、あっという間に指先が冷たくなってしまう。
ブルーベリーの芽がここまで育ってしまったなら、もうこの株は植え替えせずに行こうと思います。
 
寒々とした冬の寄せ植え。
手前の白いシクラメンがどうも腐って来てるようなので、この寄せ植えも解体しようと思ったのですが、今日のところは止め!
コロキアはまた何かの寄せ植えに使いたいから、早目に回収しないと。赤い実のヤブコウジは、実を鳥に食べられないうちに種まきする予定。
 
ラナンキュラスラックスの一番小さい株、ケラモス?
真ん中にゴチャゴチャして見えるのは、葉芽か花芽か?この小さい球根では今年の花は望めないな、と思ってたけど、勢いある成長ぶりにちょっと期待しています。
 
明日も雪がの予報。まだ寒さが続きます。