明け方までは雪が積もってて冷え込みが厳しかったけど、朝ごはんを食べて表を覗いて見たら、このまま春になるんじゃないか?、と思うような、雲一つない青空が広がる好天でした。庭の雪もお昼頃には融けてしまい、乾いたセメントの上で茶白さんがゴロゴロ転がり回るくらい暖かくなったし、午後から庭に出て今年の園芸事始め!
横の庭に置きっぱなしにしてたバケツに水が溜まってたので捨てようとしたら、
氷が張ってた!
ひと冬に何度かは氷点下を記録することはありますが、日影の庭とは言え午後まで氷が残ってるなんて!しかもこの氷、薄氷ではなくかなり分厚い。そう言えば時々お向かいさんの屋根からガチャーン、ガチャーン!と何かが落ちる音がしてて、屋根雪にしては音が大きいなと思ってたけど、ツララが落ちる音でした。どれだけガチガチに凍ってたんだ。
でもビオラもラナンキュラス・ラックスも傷んでる様子は無し。シレネ・ピンクパンサーの花も萎れてるかと思ったけど、まだ持ちこたえてました。
まず、先日買ってきたガーデンシクラメンの植え付け。
黒ポットから抜いて見たら、どの株も底までぎっしり根が回ってました。いい感じ
一番右の株が水切れで萎れてたため、葉っぱが鉢土の上に垂れてしまい、水やりしたあと下の葉が泥だらけになってしまった。葉っぱがしゃきっと立ちあがってきたら、もう一度水やりして泥を落としておかなくては。
お次はバラの植え替え。全部植え替えるには培養土が足りなかったため、ナエマは残してミミエデンとミニバラを植え替えました。
まずはミニバラ。
買った時は4本立ちだったのですが、去年1本枯れ、今年も抜いて見たら1本ダメになってたので残り2本を元の鉢に植え込みました。剪定は2/3くらいに、と思ってるのに、写真を見ると半分くらいになってる切り過ぎました。
お次はミミエデン。親株から。
秋に枝先をカットしてあったので切る必要も無いし、このまま土を新しくするかと思ったものの、抜いて見たら親株と挿し木した子株1本の2本立てでした。
親株の枝のバランスが悪かったから、枝の少ない方向に挿し木苗を足して植えたんだろうな。でも結構根っこがぎゅうぎゅうに張ってるし、花を付けそうにない黄色で囲った横枝2本をカットして挿し木苗を外し、親株だけを角度を変えて植えこむことにしました。
ちょっと枝先をカットして、出来上がり。
オベリスク仕立てにしようと思ったのに小さ過ぎ!
今年はもっと大きく育てなくては。
外した株と、もう一鉢挿し木苗を植え込んだ鉢があるので、そちらも植え替え。たくさん入ってて窮屈そうだったので鉢を分けたら、ミミエデンの鉢が7つに増えてしまった
手ごろな鉢が無かったので5号のスリットポットを使ったけど、そのうち大き目の鉢にまとめた方が扱いやすいかな。
鉢を減らす!と言う目標が、年初の庭仕事で早くも黄信号です。
育苗フードの中の花ほたる。
やや徒長気味で苗がお辞儀しかかってたので、一回り大きい鉢に深植えしてみました。この鉢は育苗フードに戻さず、玄関先の雨雪の当たらない所に置きます。茎がしゃきっと立ち上がってきたら野ざらしで育てる予定。育苗フードの中には、あと5本くらい花ほたるの苗が残ってます。葉っぱの成長に弾みがついてきたような気がするので、大きいものから順次植え替えた方がいいかな。
花ほたるはこの春期待のニューフェイスです。株がどこまで大きくなるか、ものすごく楽しみにしてる。
私が庭に出てるのを見て、向こう通りのおばちゃんが鉢を抱えてやってきました。
「これ、見てや!」
シレネピンクパンサー、左がおばちゃんの鉢、右がわが家の鉢。
苗をたくさん育てて、大きく育ったものから順に自分用とご近所に配る用に鉢上げしました。一番最初に鉢上げしたものはもう鉢からあふれんばかりに茎が伸びてます。右の鉢はご近所に配る分の売れ残りで、苗が大きくなった順としては早い方ではありませんが、その後で残った苗を全部自分用に鉢上げしてるので、特に育ちが遅かったわけでもない、中くらいの苗。
おばちゃんの鉢は、おばちゃんが苗を植え付けたもの。私が最初の苗をに鉢上げしたころに植えたはずなのに、全然大きくなってない私が植え付けてから鉢ごと上げた株は?と聞くと、これよりはマシだけど、似たような状態だとのこと。
おばちゃんの家は我が家と同じ南向きで、陽当たりはほぼ同じ。持って来た鉢は土が違うから養分が足りてないのかな、と思ったけど、私があげた鉢も同じように成育が悪いとなると、原因が判らない
そもそも去年おばちゃんとお向かいのおばさんに苗を上げたら、全然育たない、花が咲かない、と不満げに言われたので、もう文句は言わせない!と、ちゃんと苗を大きく育て、マグアンプも堆肥もしっかり入れ、そのまま置いとけば咲くようにして鉢ごと上げたのに、それでも育たないのは何故なの!?
うーん、おばちゃんは陽に当ててると言うけど、この色の悪さと徒長具合をみると、日照不足だと思うのですが・・・。
で、おばちゃんはこの鉢を置いて行き、うちの庭でわが家の鉢と一緒に陽に当てて様子見することになりました。
さて、どうなるか?
ビオラ・横浜セレクション・フレアーブルーのツボミ。
よく見ると、縁にうっすら白いラインが入ってる。
去年の春に咲いたフレアーブルー3株。
真ん中の株は種が採れなかったので、左と右の花が親株になります。ツボミが開くと少し色が薄くなるから、今あるツボミは左の花に似るのかな?黒紫ではなさそうです。今のところどの株もツボミは全部同じ紫色に見える。紫色が優性なのかも。
日向ぼっこ中の茶白さんを見張るボロしゃん。
和紙のブラインドは陽射しで劣化して弱くなってるところへ、猫たちがスリスリしたり爪を立てたりするので、もうズタボロです。今年はこれをロールアップスクリーンにしたいな、と考え中。