推し活。どこの界隈も変わらないです。 | 架空の月

架空の月

フィギュアスケートとかバンドとか好きなものを好きなだけぼやきます。
回顧録メイン。

久しぶりにアップする記事がツッコミ記事、というお久しぶりです。

 

 

たまたま某ギタリストの名前で検索したら、なぜか出てきたこの記事。

読んで当時を思い出し懐かしくなったのでTwitterでもヤフコメでも語るには文字数が足りないと思ったので、久しぶりにブログを更新。

 

 

  バンギャ、V系界隈あるある回顧録

 

 

まず・・・以下記事より引用。

「メン地下と違って、本人たちにだけ使っていたわけではないですよ。私の場合、ライブの遠征費も込めると1年間で軽く100万円以上は使っていましたね。特におカネがかかったのは握手券の付いた音源を大量に購入することです。今みたいなチェキの撮影ではなく、握手会(笑)。それに何度も行ったり……。ただ、これはビジュアル系に限らずみんなやっていることですよね」(以下、ミズキさん)

「ファンの子はメンバーのことを『麺』と呼んでいました(笑)。一番の推しのことや、推しバンドのことは『本命』(笑)。一度、握手してもまた握手する列に並ぶから本命の麺からは『また来たの? 』『ここにも来たの? 』っていつも笑われていました。1つの会場だけじゃなくて、ほかのイベント会場もはしごしてました。何度も何度も行くと名前と顔も覚えてくれるんです(笑)それが嬉しくって」

 

記事中のバンギャの言うこと、「あるあるー!!」すぎて泣いた😂

「麺」とか「本命」とか、あったあった。

インストアイベント何箇所も行くためにCD複数枚とか、あったあった。

遠征の時はなるべく多く回りたいから節約旅あったあった。

少しでもいろんなライヴの動員になり続ければ、いずれは大きくなって『武道館』・・・あったあったー。

むしろ大半のバンギャはそう言う純粋な気持ちで応援していた人がほとんどだと思っている。

(ただ、バンドのスタンスによっては狙いやすいメンバーもいて、そう言うバンドは大抵狙いだらけだったり繋がり目的バンギャばかりだったり、と言うのもあった)

記事中の元バンドマンはメン地下と違うと言っているものの、楽器ど下手くそなファン喰い目当てのバンドマンもまあまあいたと思う・・・よ・・・。

 

繋がるために貢ぐ人ももちろんいたが、全員ではない。

貢ぐことが目的というより、元々の恋人で彼を支えるためにという人もいるので、貢ぐことが全員悪いとかダメというわけでももちろんない。

 

インディーズはファンとメンバーの距離も当然近い。

何度も通っていれば覚えてくれるし、ファンは自分がバンドを育てると言う一種のやりがいみたいなものも感じる。

自分は狙いじゃない、貢ぎじゃないと思っていても、心のどこかで『承認欲求』が満たされることに満足感も覚える。

正直なことを言うと私も心のどこかにそういう思いはあった。

 

バンド以外の界隈も見てきたが、どこも変わらないよなぁ・・・と( ˙-˙ )こんな顔で最近は眺めている。

 

ただ、『推し』のために、という行動がエスカレートしていく人も少なくはなかった。

記事中の『買い占め』もそうだが、バンドのため、と言いながら結局最後は自分の欲求のために周囲への迷惑をかける人がいたのも事実である。

これはどんな界隈にもいるから、ある意味面白い研究対象にもなり得ると思っている。

 

 

  金銭感覚について

 

 

金銭的な話を少ししてみる。

まず、身も蓋も無い話になるが、自分で稼いだお金を趣味に使って後から「後悔している」と言うのは不毛だ。

それは推し活であろうと、課金ゲームであろうと、その分楽しい時間を過ごせたのであればそれはそれでアリなのだろうと思う。

ただし、「自分だけで完結すること」が前提となってくる。

 

で、その上での話だが、一つのものに極端にハマる人は金銭感覚ぶっ壊れている人が多いのも事実である。

もちろん、その依存度の高低や自制心がどれくらいあるかにもよって変わってくるが。

(正直、そのために節約して、というのは自分にもあるので耳に痛い話だ)

生活が破綻する、自分が夜の仕事で稼ぐ、それでも自分で選んで自己完結するなら正直『自己責任』と言われてもしょうがない状況だと思う。

もちろん恋心を利用された被害者、という視点で見たら可哀想ではあるのだけど。

 

ただ、昨年大きく報じられた某宗教団体のニュースを見ていて憤りを覚えたことがあった。

自己完結に済まず、家族にその影響が及んでいる、というものだった。

家族のため、平和のため、と言いながらその家族の生活が困窮する、家族のお金に手をつける、という話はたくさん出てきた。

これはマルチ界隈も同じことだと思うが、どちらも「これは良いものだから」と家族や周囲のためにやっている、という構図であるのがタチが悪い。

それを利用する組織が当然一番悪いが、お金を出す本人の中には一種の満足感や達成感も少なからずある人もいるのだろう、と推察した。

 

一つの界隈だけで考えるとその界隈が特殊に見えてしまうが、色々な界隈と重ねて考えると、特殊であることもなく、むしろ身近な問題だったりもするから、言い方は悪いが興味深い。

 

 

で、記事に話を戻すけど、元バンドマンのマヤさんって誰だろうw