近々、任意売却で売り出す予定の物件があり、弊社から一番抵当権者の金融機関(某大きな銀行)に対して1ヶ月以上前に価格査定書を郵送にて提出しました。通常、他の金融機関でしたら、3日、長くても1週間で売り出し価格の指示が来ます。ところが、今回のこの金融機関は1ヶ月たった今でも返事が来ません。先々週から何度も電話をしてますが、
「来週までには・・・・・」
「来週の水曜日までには、ご連絡します」
そして、今日、また電話を入れました。
結論から言いますと
「来週の月曜日には連絡します」
という返答でした。
怒りを通り超えて、とても物静かな口調で先方の担当者と議論を交わしました。
いろいろと話をして、判明したことは、物件が売れましたら売買代金の中から一番抵当権者の今回のこの金融機関以外にも二番抵当権者、差押え権者、引っ越し費用等配当しないといけないお金がありまして、それを明記した配当表も価格査定書と一緒に提出したのですが、私が作成したその配当表で時間がかかっているとのことでした。引っ越し費用が出ないことは先回、説明を受けましたので、いいのですが、二番抵当権者に配当するお金(俗に言うハンコ代)が、今回のこの金融機関(某大きな銀行)は非常に渋く、いつも弊社でやらせてもらっている住宅金融支援機構の基準にのっとった債権額の10%もしくは30万円以下のどちらか低い金額で提示したのですが、先方からの返答は
「10万円以下ですね・・・・・・・・・・・・」
「それは、ありえないですねぇ・・・・・・・・。」
思わず、そう言い返してしまいました。
どうして、この銀行はこうも我が道を行くのだろう???????・・・・・・・・。
いずれにしましても、こう私が言い返しても、一番抵当権者の言う通りにしないと
任意売却は成り立たないので、もう1つ冷静になり
「じゃ、引っ越し代もそうだし、二番抵当権者のハンコ代もゼロとみなして、売り出し価格を指示して下さい」
もう、こうい言うしかありません。引っ越し費用、ハンコ代は指示された金額に上乗せして、早い話、指示価格より高い金額で売ればいいので、とにかくまず、売りに出さないと話しにならないので。
野球に例えるなら、試合が始まる前から
「ちょっと、ヒジが痛いから投げれるかなぁ~」
「ちょっと、足が痛いんだよねぇ~」
こんな、ちょっとというのは試合が始まってしまえば何とかなるものなので、
今回の先方の銀行さんが悩んでらっしゃる箇所もこういった類のちょっとしたところです。早く、試合をはじめましょう!○○銀行さん!