今日は、1本、決済がありました。売主様は、今年の年明けに急遽、ご主人を亡くされ、もともと債務があったものですから、その後、自己破産の申請をし、自宅も売却せざる得ない状況になってしまいました。決済の場所の銀行が最寄の駅から遠かった為、最寄の駅前で待ち合わせをし、弊社の営業車に乗って頂き、銀行へ向かいました。1時間ほどで銀行にて決済を終え、また車に乗って頂き、その車の中で表題のような発言がご本人からでました。もともと、自宅を守るため、個人再生の話しを弊社の弁護士の先生にしていたところ、そのご主人が亡くなってしまい、個人再生から自己破産に切り替わり、自宅も売る破目になってしまい、引っ越しも最近終わったばかりです。
「こんなに人生が変わるとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ため息まじりにしみじみとおっしゃってました。本当でしたら、残りの人生を20年近く住んだ家でご主人とのどかに暮らすはずだったそうです。現在は収入もあまりない為、病院に週6日、清掃の仕事に行かれてます。仕事がかなりきついらしく
「この年になってこんなに働くとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
こうもおっしゃっていました。確かに同情します。年明けから立て続けに
ご主人の逝去、引っ越し、新しい仕事と身の回りの変化を余儀なくされてしまい
挙句に苛酷な労働で相当お疲れのようでした。
でも、長い人生、誰でもあると思いますが、悪いことも続きますが、逆に良いことも続きます。また、悪いことの後には必ず良いことがあります。
Tさん、元気だして頑張ってください!
しばらくしたら関東にいらっしゃる娘さん夫婦のところに行かれるとのことですので
そこで、お孫さんと余生を楽しんでください!