昨日、ある任売案件のことで抵当権者の窓口である某地方銀行の支店に行きました。情報をつかんでいたのは弊社の知り合いの業者さんなのですが、任売をやったことがない為、私が代わりに銀行へ打ち合わせに行きました。その代わりにもし物件化になったときは弊社で販売をやらせてもらうという条件です。何でも所有者へ一括にての全額請求をしてきたとかもう競売にかかるとかいう話でしたので、とりあえず銀行の担当の方に会いに行きました。銀行の担当の方に話を聞きましたらまず、支払いが入ったり入らなかったりという状態が続いていた為、もう事故扱いになり(6回延滞)、住宅金融支援機構全額に対し、全額繰り上げ償還の申請をし、債務者に配達証明で一括弁済の請求をしたとのことでした。その後は、債権の管理が住宅金融支援機構の債権回収を代行しているサービサーへ移行します。ここからサービサーが任意売却のお伺いを所有者にたてます。任意売却に応じるのか否か、応じる場合、不動産業者は決まっているのか否か等の内容の記載がある手紙が出されます。今回この銀行の担当の方は全額にての繰り上げ償還の申請後の流れがわかってなかったようで、全繰り後、期限の利益の喪失をさせてから、いきなり競売になると考えてたようです。私が上記の流れを説明しましたら、一生懸命、相槌をうち

「そうですよね!」

とこきやがる始末!

今回の案件はしばらくしたら任意売却のお尋ねのお手紙がサービサーから届き、そこから任意売却の手続きに入ります。

今回の銀行の方を見て思ったのですが、肩書きは支店長代理でした。ですが、残念ながら

「もっと勉強したら?」

と感じざるえませんでした。住宅ローン滞納後の流れというのは、これからの銀行員は必須科目だと思います。誰でも知っていてしかるべきだと思います。そして、この銀行は支店長代理の方が、こういうお仕事をされているということは人がいないということだと思います。これもさみしい話だと思います。東海地方の某県の代表的な地方銀行の名古屋市内の支店です。

「この程度のレベルの銀行か」

と判断せざるえないでしょう。

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