昨日、幣社が売却の専任媒介契約を頂いている不動産の売主様のところに久しぶりにお伺いしてきました。
目的は媒介契約の更新と活動状況の報告。実はの物件にちょっと問題があり、なかなか売れません。専任媒介契約を頂いてもう6ヶ月になります。その売主様とお会いし、いろいろとお話をしている中で現在、そのお客様が借りている住宅ローンの話になりました。平成6年に借入をされて今もなお払い続けているのですが、借入金利はなんと4%!!。今、住宅ローンの金利は一般的なお話ですが、変動金利で1.075%、固定金利3年で1.5%とかそんな時代に未だに4%で借り続けています。そのお客様曰く
「もう1つの住宅ローンを借りていたところが、○○○銀行の○○さんのおかげで完済することができた。だから金利は高いが、、○○○銀行から借り続けるのが筋だろう」
話はこうです。今、払い続けている先ともう1つ借りていたところがあったのですが、お話に出ました○○○銀行の○○さんのおかげでもともと借りた金額を全額返さなくても抵当権を消すことが出来ました。その抵当権がないおかげで幣社でその不動産を売りに出すことが出来ました。抵当権の消滅のさせ方はここではちょっと記すことはできません。ただ、話を聞いたときは「そんなやり方があるんだ」と思いました。もちろん、合法的です。
また、なかなか売れない為幣社が専任で売却活動をし続けるのは無理だろうと思っていました。他業者に依頼に行かれるだろうというのも覚悟していました。今回、諸事情により売却活動は一旦、中止になりましたが、どうも幣社以外に売却を依頼するつもりはなかったようです。それは幣社が○○○銀行の○○さんの紹介だからです。私も自分で自分のことを義理堅いと思っていましたが、このお客様には負けました。
M市のS様、本当に6ヶ月間お付き合い頂きましてありがとうございました。また、売ることが出来ず誠に申し訳ございませんでした。