万博に湧く上海。上海は南京条約以降から港として発展。各国租界が作られ、外灘のランドマーク的な香港上海銀行といった金融機関が設立され、改革開放後は外資誘致で、現在は万博に浦東新地区の開発で金融の街に。歴史は浅いかもしれませんが、いろいろと変遷があった街。上海に身を置くのは、悪いことではなさそう。





学生時代、文学のクラスで上海出身の女流作家が書かれた上海租界時代が舞台となった映画を見てレポート出した記憶が。レトロな中国美人で、女性の美への追求は変わらないモノかなと。化粧品にこだわる方は、びっくりする額の代物を購入していたり…。中国にいた時分は、外資ブランドの価格の比較とかを良く聞かれました。自分が日本人だからかもしれませんが、資生堂さんについて良く聞かれました。日本に一時帰国する際に、頼まれるはたいてい資生堂の化粧品。空港の免税ではなく、ドラッグストアでもいいから日本国内で買って来るよう注文もつけて…。


中国の旅行客のみなさんを良く街中で見かけるように。たいていは家電、ドラッグストアと百貨店のハイブランドのフロア。化粧品を求めている姿が。限定品を買うかのような勢いw





新華網より。“资生堂至美传承展”在上海美术馆开幕


資生堂さんが、上海美術館で創業138年の軌跡を企業文化展として展示。1980年代から文化展を開いていて、パリ、NYでも展示。今回は上海美術館での展示。6月の末から7月23日まで公開。各ブースに分けられ、これまでのポスターなどを展示するよう。


資生堂さんはパイオニア的存在だと、中国の方から教わりました。今や連日中国の方が訪れる東京銀座にオープンし。中国の富裕層をターゲットとした商品展開と、ローカル化戦略で巨大な市場を攻める資生堂さん。





大手さんは強いな…。