軽工業では1円で買われたり、被買収側も中国での販路を広げたいと中国企業に買収されたところも。家電小売は表示を簡体字にして、訪日客へ販売。販路やノウハウを互いに共有し、シナジー効果を図る…。
中国での対外投資では、良く十大成功例を見かけます。カエル飛びとか蛇呑象現象の大きな相手を買収するもの、委託生産やライセシング、資金集めのための海外へ上場等。
経理人網より、兼合収購関連の記事。
買収側、被買収側にも様々な思惑があっての集中と再編。被買収側は買収側の戦略に従っていくべきだと。Lenovoの買収時はニュースで社内の文化面での調整のコストが一番の悩みと語っていたような。。。
知権や技術が欲しかったり、新たな市場の獲得で、買収先のローカル問題と社内の調整、倍に膨れ上がった人員、優秀な人材の流出に追われ、その他の企業の侵入や思ってもない競合相手が出て来たり…。華人ネットワークや投資先の領事館で市場調査を図った上で、独立系の仲介に入ってもらう。もしくは、グリーンフィールドで立てて資金を入れてからの買収等。人材では、華人ネットワークや海外留学組の積極採用等も。
政府機関発行の本も教授もそういう考え方でした。
「買い手の論理」と「被買収側の論理」と妥協点だそうです。リスクはどうがんばっても起きるモノ。どこまで最小限に抑えることができるか。。。