今日もすったもんだあり、票集めが得意なドンが現職を退かれるときには、数値がグンと上がっていました。
09の流行語大賞は政権交代でした。事業仕訳、脱官僚と政治方面。社会方面では、新型インフル、派遣切りなどが連ねていました。あと、こども店長。中国では都市部でもちょっとしたスラム的なところや地方に行くと、リアルこども店長がいたので、あまりこども店長は…。というところ。
今年も政権交代や米軍、政治とカネがトップにあがるのか…。
ある一定の条件を満たしたり、そういった条件をクリアする方々の総称の造語もランクイン。歴女。ハリウッド映画にも出演されている俳優の御息女が番組を持たれていたようです。
アラサー等の新語・造語が登場する、言語は日々進化。
中国でも省略や外来語、また社会情勢などをパロッて新語・造語が続々と出てきています。
言語系の教育番組でもちょっとした紹介を見た記憶が。月光族と書いて、給料(月薪)を使いきる(花光)人たち(族)=月光族といった感じ。マンション(房地产)の賃金を払うために働く奴隷(奴隶)=房奴。カードの支払いに追われる人々なんかも新語にされていて、就職難の学生の総称も。
中国の新語に見る結婚観。
アジアのウォール街を意識してか、黄金の牛の像を置く上海。不動産開発や固定資産税導入のモデル地区、そして万博開催地でニュースで見ない日はないという程。中国の女性は、上海に限らずですが、ホワイトカラーで外資でキャリアを積んで、SEX and the CITYのキャリーのように消費に走る姿も。そんな中国で結婚で相手に求める条件や自分なりの人生観を持った女性についての造語がコチラ。
嫁房女…マンションを所有していない人間は男として見ない、結婚しないという女性。物質的な豊かさを求める傾向。
ちょっと誇張してますが、更にガス代かかるので車に乗らない人(←こういった人は戒車族)がいる中、(高級)車保有、貯蓄があるなどがあてはまるようです。上海であれば上海戸籍なども。不動産購入の一つの目的は上海籍という意見も。
こういった女性像が確立しつつあるようです。
非合法で男の子女の子の産み分けもある中国。今後、男性が多くなりすぎ「結婚できない男」がでてくる可能性も。当人のスペック如何の前に、女性の絶対数が…。手厳しい女性の足切りを受け、望んでかわかりませんが独り身を貫く紳士方に関しての新語はコチラ。
裸光一族…典型的な売れ残り感がある男性群を指す。具体的には持ち家無し、車無し、貯蓄無しの三無男。一般にはアラサー以上の独り身男性を言う。
ひどい言われよう。バブル期の日本のような…。
こうならないよう頑張らなければ…