上海の万博プレオープンの映像を見ましたが、たてに並んで待つというのはちょっと難しかったようです。


上海にも、国外にも支社を構えるような企業が世銀のブラックリストに載っていたようです。中には、先月ベトナムでやらかした企業も入っていたようです。



新浪網より。


中国4企業が世界銀行ブラックリストに上がる。



ブラックリストと言っても程度があるようで、8年間入札禁止(場合によっては、5年間に)、6年間入札禁止(4年に軽減の可能性)、5年間入札禁止(3年間になるかも)です。


今回、惜しくもブラックリストに入ってしまった企業は、インフラ方面の中国路橋集団、中国建築工程総公司、中国武夷実業股份有限公司、そして中国地質工程集団。



中国路橋集団は中国政府が05年の具グローバル企業を育成する政策の一環として打ち出した「走出去」政策を受けて海外に発展余地を求め成長し、対外投資のモデルとなった企業の一つと学びました。国内でのインフラ整備の実績と政府の対アフリカの外交時には一役買っているような企業。


中国建築工程総公司も「走出去」で発展を遂げ、06年には米フォーチューン誌の500強に入る企業。アルジェリア工業基金などやってるみたいです。俗に言う上海ヒルズにも一枚噛んでいるようです。


中国武夷実業股份有限公司。香港、マカオ、フィリピン、豪、米、加、ケニアと北京、上海から長春、武漢などの国内全域に展開。もともとは福建建工が公募で集めた資金を元に設立した会社。本業は不動産開発、投資。


中国地質工程集団は独立法人を持った企業。と言われていますが、よくわかりません。新興国向けの農地水利整備、工場排水排気ガス、水処理、環境関連。都市開発からインフラ整備。金属の採掘業、地質調査等の資源開発。それに関連した不動産開発も手がけているようです。