シネマイレージ013:イエスタデイ(ネタバレ注意) | せっつのブログ

シネマイレージ013:イエスタデイ(ネタバレ注意)

イエスタデイ(監督:ダニー・ボイル)
☆☆☆☆
アリー スター誕生、ロケットマンにこれ、と最近音楽映画ばかりになりましたが行ってきました。うん、ダニー・ボイルだけあっていい味出してました。何といっても、主人公が普通の人なのが良い。もちろん上記の他の作品でも主人公は最初は普通の人でそこからスーパースターになっていくのですが、この映画の場合、人の曲を借りて歌っているだけのいつわりのスーパースターですからね。相手の女の子も普通の子で、その二人のラブストーリー(なのかな?)がメインとなるのは良いと思います。そして、主人公が恋愛に奥手で、ぜんぜん進まないというのもなかなかグッドです。外国の映画は普通すぐどんどん進んでしまう印象があるので。
一方で、もやもやさせられたのが、タイムパラドックス的な整合性がまったくわからなかったこと。むしろ、設定はあくまでもネタであってそんなに考えられていないのかもしれません。ビートルズ以外にもなぜかポイントで失われているものあるし。そして、最後にばらまいちゃうところ、あれはさすがにどうかと、後で多額の金額を請求されるかと思ったのですが、実際にやったならば誰かが慌ててすぐに止めるので大丈夫だろうなと思い直しました。
そして何といっても、映画のつくりの時点で先入観を与えられているからなのですが、ビートルズの曲がやたらと良く聴こえます。エド・シーラン(かなり多くの場面で出演している)でなくても白旗上げます。エンド・クレジット(某曲がフルでかかる)で客席から一人として途中で出ていなかったのが象徴的でした。


*標題にネタバレ注意書きましたが、いつもあまりネタバレ気にしていないので、基本ご注意下さい。