試写会002: ビリーブ 未来への大逆転
試写会2019/002:
ビリーブ 未来への大逆転(監督:ミミ・レダー) ☆☆☆★
『運び屋』に続く試写会での鑑賞です。
現在も米最高裁判事に名前を連ねるルース・ベイダー・ギンズバーグの若き日の話。
女性であるがために弁護士事務所に勤めることができなかった彼女が、それまでなかなか裁判において破られなかった男女の権利の不平等さに関して、初めて風穴を開けたことが題材になっています。
後から他の方の解説を読むとわかってきたのですが、途中なかなかストーリーや人物関係について行きにくく、しかも、この人があまりに頭脳明晰なため、どうせ頭のいい人の話なのね、とあきらめてしまいがちになりました。
そんな中、これも弁護士である主人公の夫が、頭脳では彼女に勝てないものの、頭のやわらかさとユーモアのセンスで切り抜けていくのが印象的でした。しかも、料理を作るのは彼であったりとなかなかのイケメン。
裁判で取り上げた事例は、男性が女性よりも不利をこうむっている件であり、最初はピンと来なかったものの、確かになかなかの策士と言えます。
裁判の描写では、前半は判事たちが彼女の主張に乗ってこなかったのですが、相手方の弁護士が前例を持ち出すばかりでまったく面白みがなく、その結果主人公側に風が吹いた描写であると受け取りました。
観る前は、女性の権利を声高に主張するばかりの内容かと思っていたのですが、結構ひねりが加わっていたのは評価します。
それと、最後のシーン、ギンズバーグ本人なのでしょうか。だとしたらかなりかっこいいです。