シネマイレージ006: プーと大人になった僕 | せっつのブログ

シネマイレージ006: プーと大人になった僕

順番逆になりましたが、006です。あと1回でタダで1回観れる基準の6回に達するのに、なかなか観たいものがなく苦肉の策で選んだ作品でしたが、評価は如何に?


シネマイレージ006:

プーと大人になった僕(監督:マーク・フォースター) ☆☆☆☆

予告編見て、どうみてもぬいぐるみのプーさんにしか見えず、これで大丈夫なの?と懐疑的でしたが、観てみるとちゃんと世界に入っていけるものです。かつて幼少時にプーさんとその周辺の動物たちと楽しく遊んで毎日を過ごしていた主人公は、いつしか妻と娘を持つビジネスマンになっていました。週末に家族旅行へ行くはずが、主人公のいる部署の命運がかかった資料を作らなければならず、旅行も行けなくなり、妻と娘だけで行ってしまう。そんな彼のところに、ロンドンの中心地からはるか遠いところにいるはずのプーがひょっこり現れます。

プーと一緒にかつて遊んだ森へ向い、いろいろ苦労したあげく動物たちと合流。そこで、幼少時に聞かされて自分でも実際そう思っていた「プーの哲学」を聞かされますが、大人になった主人公には受け入れられない。でも、水に落ちた時に力を抜くと浮かぶということは実感できました。結局彼は大事な会社の会議のためにロンドンに大急ぎで戻ったのですが、とんでもない窮地に陥ります、そこで彼を救ったのがまさかの「プーの教え」でした…

本当におとぎ話のようですが、実際に、煮詰まったときには全く方向を向いてみるのもありなわけで、この物語が教えてくれることも多いのかもしれません。意外に見どころだったのが、娘の子がかわいいこと!映画後半からはかなり持ってかれました。特に、動物たちを抱えているところとか、ぬいぐるみをたくさん持ったようでかわいさ倍増です。一方の、観ているとだんだん慣れてくるプーの方ですが、赤い風船を離さないところとかいいですね。

プーは大昔に読んだ「くまのプーさん」しか知らず、」童話にすぎないと思っていたのですが、哲学的な要素もかなりあるようで、以前マンサン(ポスト・ブリット・ポップ時代のUKバンド)のアルバム『SIX』の歌詞の中に出てきた気もします。機会あれば今度プーについても読んでみたいです。