【ストック系ビジネス#0】 ストックビジネスとは??魅力を紹介! | ストック系ビジネス紹介

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アマゾン・グーグル・フェイスブック・マクドナルドなど株価が大幅上昇している企業の共通点は・・・

ストックビジネス
サブスクビジネス
店舗拡大ビジネス

それのみに特化をして株を探し、元トレーダーが独自の目線で紹介します。

 

 

 

 TODAY'S
 
ストック系ビジネス紹介#0

 

 

元証券会社トレーダーのWです。

ストックビジネスに特化した分析を行なっており、定期的に銘柄を紹介します!

 

※株・投資は自己責任でお願いします

 

老後2,000万円問題や新NISAを皮切りに、投資を始めた!という人が増えているように感じています。日本は世界の先進国と比較をして投資に後ろ向きな国であったので、ここ数年で大きな変化を迎えているわけですね!

 

投資のスタイルは千差万別です。

・バフェット氏の「超長期割安株投資」

・テスタ氏の「デイトレ+配当株投資」

・桐谷氏の「優待銘柄投資」

他にも挙げるとキリがないです。

 

あらゆる投資手法が存在する中、私が実践している投資手法は

 

「ストック系ビジネス銘柄への投資」

 

なにそれ??と思う人もたくさんいると思います。なぜ、ストック系ビジネスに投資をするのか、その背景も踏まえてお伝えします!

 

 

 
 
 
 

  ストックビジネスとの出会い

 

2015年に大手証券会社に入社して、ある地方支店に配属されました。

毎日300件の電話と、日中には汗だくで外回りを行うという昔ながらのスタイルがギリギリ生きていた時代で、毎日辞めたい・・・と思いながら営業活動をしていたのはいい思い出です笑い泣き

 

ストックビジネスとの出会いは、入社1年目の勉強会でした。

株が大好きな管理職による勉強会で、こんな質問をされました。

 

「確実かつ楽に稼げるビジネスってなんだと思う?」

 

そんなビジネスあるの??当時の僕はなにも思いつかずに固まっていました

 

「答えは、毎月勝手にお金が落ちるビジネスだ。光熱費・新聞とか、毎月支払っているサービスがあるよね?

 

こういう仕組みを持つビジネスは、寝ていてもお金がチャリンチャリン落ちる

 

つまり、確実に売上・利益があがるから、投資家から好まれる。

今、アメリカではこの手法が一般的になり始めているから、それを狙え!」

 

 

いわゆる「サブスクリプションビジネス」のことです。当時はまだこの言葉が定着しておらず、毎月お金が落ちるビジネスと表現していました。

 

当時の僕は、「なるほど・・・」と納得をしました。そして、その課長の大号令で支店全体で「ネットフリックス」を顧客に紹介しまくりました。

 

「ネットフリックス」は今では誰もが知っている会社ですが、当時はまだまだ発展途上。毎月10ドルで番組が見放題、顧客数も拡大傾向ということで、今後サブスクにより確実に売上が拡大する!という見込みから、選定されました。

 

結果は??

出典:Yahooファイナンス

 

 

なんと、半年で約2倍!!3年で約5倍!!!爆  笑

その他にもいろいろなストックビジネス銘柄で儲けまくり、ストックビジネスの虜になってしまったというわけです。これが、ストックビジネスとの出会いです。

 

 

  売上・利益と株価は連動する

 

株価の変動要因は多種多様です。

AIブームだから半導体株、金利上昇で銀行株と、世の中の流れやブームに左右されることもしばしばです。この流れを予見して投資をするという方法もあります。けど、これってなかなか難しいんですよ・・・

 

さて、株価変動要因の本質はなんなのでしょうか?

 

それは、

売上・利益の拡大

AIブームも、突き詰めると今後利益があがると思うから半導体株が上昇するわけで、本質的要因はこれに尽きると言っても過言ではありません。

 

本当に??

「任天堂」を用いて検証します。

出典:会社四季報オンライン、SBI証券

 

左側が過去の売上・利益、右側が株価の推移です。そっくりじゃありませんか??

2006年から大幅上昇しているのは、Wiiの大ヒットがあったから。そこから、Nintendo Switchまではヒット作がなく売上・利益が減少し、株価も同様の動きになっているのがわかると思います。

 

以上からもわかるように、売上・利益と株価には高い相関関係があると言えるわけです。

 

 

  サブスクリプションへの移行で生まれ変わった「マイクロソフト」

Windowsでお馴染みのマイクロソフト。

今では、GAFAM、マグニフィセント・セブンの銘柄の1つであり、米国を代表する超優良企業。

そう、「今では」なんです。実は、15年くらい前までは鳴かず飛ばずの銘柄だったんです。チャートを見てみましょう。

出典:Googleファイナンス

 

今でこそ鰻登りの「マイクロソフト」ですが、実は2001年から約10年近くは、25〜30ドルを行ったり来たりする銘柄であり、成長性など皆無だったんですね。

 

転機が訪れたのは2011年です。2009年からサティア・ナデラ氏がCEOになり変革を起こします。それは、Word・Excel・PowerPointの3機能を備えたOffice365のサブスクリプションモデル化です。今までは、PCが売れれば売上が上がるというビジネスでした。つまり、前述の「任天堂」同様、ヒット作がなければ株価が上がらないという状態でした。

 

しかし、サブスクビジネスビジネスを導入したことで、PCは売れなくても、毎月の使用料で売上がチャリンチャリンと落ちるようになったわけです。つまり、「売上の確実な確保と安定化・ストック収益の確保」を実現したということです。Word・Excel・PowerPointのツールがなければ仕事はできませんよね?この既存基盤を最大限活かしたということです。

 

マイクロソフトの成功により、あらゆる企業がサブスクビジネスを導入し、「ストック収益の確保」を目指すようになりました。GAFAMは全て、「ストック収益」が売上・利益の基盤になっています。

 

 

 
 
 

 

  ストックビジネスの魅力まとめ

今までの内容をまとめると

・株価は売上・利益に連動する

・サブスクリプションビジネスは、安定したストック収益を産む

・マイクロソフトをはじめ、ストック収益を基盤としている企業は多数存在する

 

以上3点になります。これらの内容をもとにストックビジネスの魅力をお伝えします。

 

①安定性

ストック系ビジネスは安定した収益を生むため、株価も安定しやすいです。この安定性をプロの投資家は好みます。プロの投資家はパフォーマンスが悪ければ、最悪の場合クビになります。そのような環境下で働いている人からすると、安定性は魅力というわけですね。

 

②将来性を予測しやすい

ストック系ビジネスで最も重要なことは、顧客の増加です。株価上昇には売上・利益の拡大が必須であるので、ストック系ビジネスの源泉である顧客増加・または継続率の高さ(=解約率の低さ)は重要ということになります。この顧客増などのデータは、各企業が出すIR資料を見れば一目瞭然です。自信がある企業は、間違いなくこれらのデータを出しています。これらのデータを見ることで、「この企業は、これからストック収益の源泉となる顧客がまだまだ増える。つまり、これからまだまだ安定成長するんだ!」と予想できるということになります。

 

③機関投資家(プロ)に好まれやすく、大量に買われやすい

機関投資家、いわゆる企業のプロ投資家は、パフォーマンスを安定させて、かつ儲ける必要があります。ストック型ビジネス銘柄は、①安定性・②将来性を兼ねそろえているため、機関投資家の大好物なんです。つまりは、それらの銘柄には大量のマネーが入って買われやすいということになります。株は買われないと上昇しませんから、プロに好まれやすいというのはアドバンテージと言えます。

 

 

サブスクリプションをはじめとした「ストック系ビジネス企業」は今も増加傾向です。当然、これらの銘柄にも良し悪しがあるので、それらを分析して上昇する可能性が高い銘柄を探し出しているというわけです。

 

今後、定期的に紹介をしますので、ご参考にいただければと思いますチュー